【京阪杯】ここは負けられない一戦！ダッシャーゴーゴー

栗東　坂路　良　G前追う 51.8-計不-24.1-12.0 　前走のGI・スプリンターズS。逃げるウルトラファンタジーを内ラチ沿いから追い、ハナ差の2位入線まで迫ってみせたのがダッシャーゴーゴーだ。他馬を妨害したとして着順は4着へ降着の憂き目にあったが、猛然と伸びたあの脚の輝きはもちろん損なわれるものではない。伸び盛りの3歳馬。京都コースでも良績あり、ここで鬱憤晴らしのVといきたい。 　ダートの交流GI・JBCスプリントへの進出も視野にあったが回避。夏の連戦の疲れをじっくり癒し、このレースに挑んでくる。管理する安田隆師が「順調です。疲れが取れていい状態で臨めそう」と語るように、間隔を開けたことによるリフレッシュ効果はてきめん。入念な乗り込みでグイグイ気配を上げている。 　最終追いでは自らハミを取ってテンから軽快に飛ばす。それでもラストの脚色は衰えることなく、余力を残して1F12秒0の切れ味を披露した。そもそもケイ古駆けするタイプではあるが、それを差し引いても抜群の内容。態勢は整った。 　秋のスプリント王決定戦は香港の伏兵ウルトラファンタジーに制され、昨年のスプリント2冠馬ローレルゲレイロは引退。前走繰り上がり2着となったキンシャサノキセキとともにスプリント戦線の屋台骨を背負う役回りが期待される本馬。このメンバー相手では負けられない一戦になる。 ※関連リンク ★【セントウルS】ダッシャーが香港グリーンバーディーの追撃凌ぐ!! ★【スプリンターズS】香港馬・ウルトラファンタジーが逃げ切る！ ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!