【兵庫ジュニアグランプリ・園田】リアライズノユメが重賞2連勝!!

　23日（祝）、園田競馬場で行われた第10R・第12回兵庫ジュニアグランプリ(交流GII、2歳、ダ1400m、1着賞金2200万円、11頭立て、稍重)は、単勝1番人気に支持された中央のリアライズノユメ(牝2、栗東・森)が好位を追走すると、直線で楽な手応えで外を伸びて1分28秒3のタイムで快勝。レコード勝ちしたエーデルワイス賞に続いて、重賞2連勝を飾った。 　各馬きれいにスタートを切ったレースは、中央から参戦のケイアイカイト(牡2、美浦・斎藤)が果敢に先手を奪うと、北海道から参戦のイチバンボシ(牡2、北海道・角川)、中央のファーマクリーム(牡2、栗東・加藤敬)が追走。その直後をリアライズノユメが追走する形に。 　1周目スタンド前ですんなり隊列が決まったかに見えたものの、向正面では続々と後続が仕掛けて淀みのない展開となり、勝ったリアライズノユメ、後方から脚を伸ばして2着に食い込んだ北海道2歳優駿の覇者・カネマサコンコルド(牡2、北海道・堂山)が4コーナーでは早々と逃げ馬の直後まで進出する展開となった。 　直線に入るとリアライズノユメが先頭に立って後続を突き放し、最後は2馬身半差をつけてゴール。2着のカネマサコンコルドからさらに1馬身差で繰り広げられた壮絶な3着争いは、逃げ粘ったケイアイカイト、地元兵庫のエルウェーオージャ(牡2、兵庫・橋本)の同着となった。 　勝った福永騎手はレース後「ダート2戦目だったし好枠も当たっていたから、どんな競馬をしてくれるかと思ってましたけど、強かったですね。これで次の川崎のGI(全日本2歳優駿)が楽しみになりました。勝てるうちにどんどん勝っておきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」と、次戦に控える大一番に向けた抱負を語った。 　なお、配当は単勝180円、馬連280円、馬単410円、3連複870円、1,510円、3連単2,040円、4,060円。エーデルワイス賞、北海道2歳優駿と、2つの交流重賞を制して人気を分け合った2頭がワン・ツーを決めたことで、落ち着いた配当となった。 ※関連リンク ★【エーデルワイス賞】中央のリアライズノユメが重賞初制覇!! ★【北海道2歳優駿】地元のカネマサコンコルドが重賞初制覇!! ★賞金総額1000万! 史上最大の「UMAJIN-POG」エントリー受付中!