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【東スポ杯2歳S】サダムパテックが3馬身1/2差をつける圧勝!
20日、東京競馬場で行われた東スポ杯2歳S (GIII、芝1800m)は、単勝4.6倍の1番人気サダムパテック(牡2、栗東・西園)が、中団待機から直線で外に出されると鮮やかな伸びを見せ、2着に3馬身1/2の差をつけて圧勝した。勝ち時計は1分47秒3。 スタートで後手を踏んだサダムパテックだが、二の脚をきかせて中団の内へつけると、その後は馬群の中で我慢の競馬。バックストレッチで口を割って行きたがる素振りを見せたものの、3コーナー手前で鞍上のC・スミヨン騎手が上手くなだめ、リズム良く流れに乗った。そして、直線に向きスムーズに外に出されると、力強いフットワークで一気の伸び脚を披露。終わってみれば2着に3馬身以上の大きな差をつけており、上がりも33秒7とメンバー中最速の脚でレースをまとめた。 レース後にスミヨン騎手は「飛び上がるようなスタートでゲートはあまり良くありませんでした。でもスピードのある馬で、最後は本当に良い脚を使ってくれました。まだ2歳だし、これからもっと成長してくれると思います」とサダムパテックについて語った。 2着は道中14?16番手で脚をジックリ温存し、直線勝負に賭けた3番人気のリフトザウイングス(牡2、栗東・橋口)。横並びの2着争いを何とかクビ差で制した。3着には中団やや後ろのポジションから直線で脚を伸ばした、7番人気のフェイトフルウォー(牡2、美浦・伊藤伸)が入線した。 配当は単勝460円、馬連1730円、馬単3310円、3連複9860円、3連単50030円。勝ったサダムパテックは父フジキセキ、母サマーナイトシティという血統。なお、5番人気に支持されていたイイデタイガー(牡2、栗東・池添)は最後の直線で骨折し予後不良となった。 ※詳しいレース結果はコチラ