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【ジャパンC】ブエナビスタが降着! ローズキングダムがGI2勝目!!
28日、東京競馬場で行われたジャパンC(GI、芝2400m)は、単勝4番人気に支持されたローズキングダム(牡3、栗東・橋口)が、直線で不利を受けるも立て直して渋太く2着を確保。1位入線した1番人気のブエナビスタ(牝4、栗東・松田博)が加害馬となり2着降着になったことで1着に繰り上がり、朝日杯FS以来となるGI2勝目を飾った。 レースは、押し出されるようにシンゲン(牡7、美浦・戸田)が逃げて淀みないペースを作り、直後に8番人気と評価を下げていたヴィクトワールピサ(牡3、栗東・角居)が追走。ローズキングダムは中団馬群の中で脚を溜め、スタート直後に躓いたこともありブエナビスタは後方待機策をとった。 直線に入り脚をなくしたシンゲンに変わってヴィクトワールピサが先頭に立つと、外から一気にブエナビスタが強襲。ブエナビスタの内に馬体を並べたローズキングダムも渋太く伸び返したが…、そこで審議となる出来事が起こってしまった。 審議の結果は「最後の直線でブエナビスタ号が急に内側に斜行し、ローズキングダムの進路を妨害」というもの。結果的には、不利を受けた後も懸命に立て直し、2位を確保したローズキングダムと武豊騎手の執念が結果に繋がる形となった。 なお、凱旋門賞2着馬で2番人気に支持されたナカヤマフェスタ(牡4、美浦・二ノ宮)は見せ場なく14着、3番人気に支持された3歳馬のペルーサ(牡3、美浦・藤沢和)は今回もスタートで出遅れてしまい5着に敗れている。 配当は単勝880円、馬連710円、馬単1,880円、3連複4,940円、3連単25,110円。勝ったローズキングダムは父キングカメハメハ、母ローズバドという血統。 そしてこの勝利により、ローズキングダムに騎乗した武豊騎手は、23年連続JRA・GI勝利となり、1988年から続く記録を継続した。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★【朝日杯FS】ローズキングダム無傷の3連勝で2歳王者に! ★【ジャパンC】ユタカも満足!ローズキングダム ★【UMAJINグランプリ】中林記者◎ローズキングダムが勝利! 5名が的中!! ★【プロの勝負馬券】高井大輔が京阪杯に続き◎ローズキングダムで的中!