おしらせ
【日曜東京9R/キャピタルS】本格化の気配漂うレッドシューター
今週日曜日、5回東京開催8日目の9レースはオープン特別のキャピタルS(芝1600m)だ。 前走・ノベンバーSでは6カ月ぶりの実戦ながら、楽に抜け出し快勝したレッドシューター。デビュー当初から期待が大きかったが、ここにきて本格化の気配が漂う。前走からの間隔が短いため、この中間は時計を出さずに調整。24日に行われた最終追い切りでは、同厩のレッドスパーダと一緒に美浦・坂路を駆け上った。3馬身ほど先行すると、キビキビとした脚捌きで登坂。最後は1馬身ほどパートナーから遅れたが、自身のタイムは4F50秒5-1F12秒5(馬なり)と好時計をマークし、間隔が詰まっているが疲れた様子もなくデキに不安はない。東京コースは【4.0.4.1】と大得意の舞台。オープンクラスのレースは初挑戦となるが、勢いに乗って連勝を狙う。 スピリタスが巻き返す。前走の富士Sでは6着に敗れたものの、上がり3F33秒3を記録。鋭い末脚を爆発させ、メンバー最速の上がりをマークした。さらに勝ち馬のダノンヨーヨー(のちのマイルCS2着馬)から0秒3差と、着順ほど負けておらず、実績では上位だ。最終追い切りは24日、栗東の坂路で行われた。馬なりで余力を残したケイ古を消化し、時計は4F54秒3-1F13秒0を計時。タイムは平凡だが、馬体には良い頃のハリが戻ってきており良化は歴然だ。重賞初挑戦となった前々走の関屋記念では、重賞馬を抑えて1番人気の支持を受けた素質馬。そのポテンシャルを持ってすれば、ここでは好勝負必至か。 ムラマサノヨートーも侮れない。前走のオーロCでは、9番人気ながら2着に好走。低評価に反発するかのような、力強い走りを見せた。最後は勝ち馬・リビアーモのキレに屈した形だが、このメンバーなら実力は上位で、アッサリがあっても驚けない。24日の最終追い切りは、美浦・坂路を単走で登坂。パワフルなフットワークに大きなストライド、体全体を使った走りで好調をアピール。タイムは4F52秒6-1F12秒4(馬なり)をマークした。3歳時のNHKマイルCではシンガリ人気の鬱憤を晴らすかの如く、3着に激走した舞台。相性の良さで、約1年ぶりの勝利を狙う。 関西馬のオセアニアボスは、今回が4カ月ぶりの競馬となる。前走の米子Sでは先行するタマモナイスプレイを捉えきれず2着に終わったが、オープンクラスでの好走はこれが2度目。いつ勝ってもおかしくない実力を持っている。最終追い切りは24日、栗東のウッドコースで行われた。長め6Fから僚馬のヘニーハウンド(2歳新馬)を2馬身ほど追走。一度は馬体が重なったものの、最後は再び2馬身ほど差をつけられてフィニッシュした。タイムは6F82秒9-3F40秒0-1F13秒3を記録。格下相手に遅れをとり、もう1本足らない印象。久々に騎乗する武豊騎手との相性が良く(【1.3.0.1】)、その手腕に期待したい。 6歳馬・メイショウレガーロのデキが良い。この中間は坂路とプールを併用したメニューで調整されると、24日の最終追い切りでは美浦・坂路で一杯に追われる意欲的なケイ古を消化。4F50秒5-1F12秒6の好タイムをマークし、連戦の疲れを感じさせない動きを披露した。フットワークも力強く、目下絶好調か。3歳時から重賞で何度も好走を繰り返した実績馬が、イタリアの名手・デムーロに導かれて久しぶりの勝利を狙う。 ※関連リンク ★【関屋記念】レッツゴーキリシマが逃げ切り!! スピリタスは6着 ★ムラマサノヨートーに騎乗予定の田中勝春騎手の公式ブログ「カツハル日和」は要チェック! ★オセアニアボスを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック! ★メイショウレガーロを管理する小島太厩舎所属小島良太助手公式ブログ「馬なりぃ」は要チェック!