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【ジャパンC】出走予定海外馬レポートその2
■フィフティープルーフ セ4、加国・I.ブラック 父ウィスキーウィズダム 母フィベータ(母の父ホラティウス) 18日に日本へ到着し、翌日から白井の競馬学校で馬場入りし調整。タイラー・ギャスケン調教助手は「体調は良好。日本に来てからとても快適そうな様子で過ごしています」と笑顔で語る。19日の馬体重は584キロ。24日に東京競馬場に移動し本日(25日)追い切られた。芝コースで68.6-54.1-40.4-12.8の時計。580キロを越す雄大な馬体が東京競馬場を揺らす。前半はゆったりとしたフォームで行き出したが、スピード感はもうひとつ。ラストは馬なりでセーブされ、軽く末脚を伸ばした。ギャスケン調教助手は「リラックスしていてカイ食いもいい。日本の馬場にフィットしている感じです」と、手応えを口にした。。 先行策を得意とするタイプで、9戦7連対と堅実さが売りだ。重賞勝ちはなく、9月に行われたノーザンダンサーターフS(加GI)での2着が最高という戦績。格では見劣るが、先行しての渋太さは不気味といえる。唯一の逃げ馬となりそうだが、ハナを切り切れるのかがカギになりそう。 通算成績:9戦4勝、2着3回 総獲得賞金:約3670万円 主な戦績 :10年ノーザンダンサーターフS(加GI)2着 ■ヴォワライシ 牡5、伊国・V.カルーソ 父デイラミ 母ファーホープ(母の父バラシア) GI勝ちを含め重賞6勝馬。日本でもビッグタイトル手にしているデムーロ騎手とのコンビは何とも心強い限り。19日に日本到着後、翌20日の馬体重測定は446キロ。白井の競馬学校では軽めの調整に終始し、飼い食いも良好で体調面の不安はなさそうだ。セルジオ・ウルル調教助手は「疲れもなく、好調を維持しています」と話した。強い追い切りはあす以降になる予定だ。 父デイラミはキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制するなどGIを7勝。代表産駒に04年の愛ダービー馬グレイスワローがいる。 通算成績:20戦11勝、2着4回、3着2回、総獲得賞金:約7960万円 主な戦績 :09ローマ賞(伊GI)、10年ローマ賞(伊GI)2着、09年モーリスドニュイユ賞(伊GII) ■ティモス 牡5、仏国・T.ドゥーメン 父ショーロホフ 母トリクラリア(母の父ズルム) 9月にロンシャン競馬場で行われたGIIフォワ賞(3着)で2着ナカヤマフェスタと差のない競馬をしているが、重賞勝ちの実績はない。 20日、日本に到着。翌日から白井の競馬学校で馬場入りし調整が積まれてきた。ブルーノ・テレ厩務員は「来日直後は馬の方が心配する素振りがありましたが、食欲はあるので問題はない」と語っている。21日の馬体重測定では492キロ。連日馬場入りはしており、調整は順調も、外国勢のなかでは一番遅い来日。東京競馬場への移動も金曜日とギリギリといったところで、競馬場で連日時計を出している馬と比較すると見劣りする印象。 通算成績:13戦4勝、2着3回、3着1回、総獲得賞金:約2010万円 主な戦績 :10年シャンティイ大賞(伊GII)2着、10年フォワ賞(伊GII)3着 ※関連リンク ★【ジャパンC】出走予定海外馬レポートその1 ★【ジャパンC】ジョシュアツリー連日好時計!! 本気度◎ ★【ジャパンC】有力馬1週前追いレポート ★専属TMの「S」印はどの馬に? ジャパンC・京阪杯の全馬追い切り情報をチェック! ★ブエナ、ナカヤマ、ジャガー…数値トップはどの馬?「指数X」を無料公開!