おしらせ
【日曜中山11R/ターコイズS】秋は消化不良のアグネスワルツが巻き返す
今週日曜日、5回中山開催2日目のメインレースはハンデ戦のオープン特別・ターコイズS (芝1600m)だ。 アグネスワルツが主役を張る。春には骨折休養明けのハンデを背負いながらオークスTR・フローラSでサンテミリオンの2着に好走すると、次走のオークスでは勝ち馬から0秒3差の3着を確保。秋の2戦は期待に応えられず凡走しているが、ポテンシャル上位は戦績を見れば明らかだ。最終追い切りは1日、栗東の坂路を一杯に追われて駆け上がると、タイムは4F53秒1-1F13秒4をマーク。一息入れたことで馬体が回復し、立て直しに成功した印象。十分に力を発揮できそうだ。前々で競馬をする本馬にとって、開幕週も味方しそう。ここを勝って、再び軌道に乗りたい。 エーシンリターンズにも勝機は十分。前走・ユートピアSでは好位の3番手からレースを進めると、直線鋭く伸びて快勝。9カ月ぶりとなる勝利を挙げた。1日の最終追い切りは、僚馬のツルマルジュピター(古馬1600万下)とともに栗東・坂路を登坂。馬なりでラスト1F12秒5を記録し、シッカリとした伸び脚を披露した。秋はすでに3戦を消化したが、馬体に疲れは見えない。ここに来てさらに調子を上げていると言えそうだ。牝馬三冠レース全てに出走し、実力は証明済み。マイル戦績は【2.0.2.1】を記録しており、得意の距離で連勝を狙う。 ギンザボナンザはこの舞台で行われたアネモネSで、秋華賞2着のアニメイトバイオを破った中山巧者だ。前走・オーロCでは休み明けが響いたか、10着に敗退。ただ、勝ち馬からは0秒5差しかなく、着順ほど負けているとは言えないのも確かだ。最終追い切りは1日、美浦・ウッドコースで行われた。アルファアップル(古馬500万下)を5馬身ほど追走すると、直線で一気に突き放し約4馬身先着してフィニッシュ。タイムは5F68秒5-1F12秒4(G前追う)を計時した。休み明けを叩かれ、デキはグーンと上昇。上記2頭とは2キロの斤量差があり、逆転のシーンもありそう。 母にファレノプシスを持つ良血馬・ラナンキュラスが4月の桜花賞以来となる実戦を迎える。デビューから無傷の2連勝をしてからは勝ち星に恵まれてはいないものの、掲示板を外したのは桜花賞のみで、軽視は禁物だ。1日の最終追い切りでは、僚馬のクイックメール(古馬1600万下)とともに栗東・坂路で調整。3馬身ほど追いかける形から、最後は併入に持ち込んだ。時計は4F52秒4-1F12秒1(一杯)の好タイムを記録し、デキは上々。桜花賞TR・フィリーズレビューでは休み明けながら2着に好走し、鉄砲実績もある。再び花を咲かすことができるか。 古馬勢からは5歳馬のソーマジックに期待。1日の最終追い切りは美浦・坂路で行われ、馬なりで4F51秒9の好時計を叩き出した。特筆すべきは末の伸び脚で、1F12秒1のタイムをマーク。グイグイと伸び、叩き3戦目でやっと本来のデキに戻ったか。中山戦績は【1.0.2.0】と馬券圏内を外しておらず、コース替りも好走を後押しする。 4歳馬のカウアイレーンの元気が良い。最終追い切りは1日、美浦・坂路を馬なりで駆け上がり、4F53秒6-1F12秒1を記録。終いのキレには目を見張るものがあり、こちらも3戦目で状態は万全か。2走前のクイーンSでは格上挑戦だったことに加え、休み明けというハンデをものともせず3着に好走。このときの走りができれば上位争いは必至だ。 ※関連リンク ★【フローラS】サンテが快勝! アグネスワルツは2着 ★【アネモネS】ギンザボナンザがゴール前で差し切る! ★ラナンキュラスに騎乗予定の三浦皇成騎手の公式ブログ「皇成?aim at the top?」は要チェック! ★ラナンキュラスを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック! ★ソーマジックを管理する田村康仁厩舎公式ブログ「HORSE AND LIFE DO THE BEST WE CAN」は要チェック!