おしらせ
【ステイヤーズS】トウカイメロディ「自分のリズムで運びたい」
美浦 南P 良 馬なり 64.4-50.8-37.2-11.8 関東の期待を一身に背負い、2番人気に推された菊花賞。しかし、道中で動きたいときに動けず、最後は追い込んできたものの、脚を余す形での6着。「うまく輸送をクリアできたしいい状態で臨めたんだけど、勝負ところで馬群の中に閉じこめられてしまって…」と、後藤師も無念の表情を浮かべた。巻き返しを期し挑むは、JRA平地最長レース・ステイヤーズSだ。 菊花賞の後も大きな反動はなく、ここを目標に順調に調整が積まれてきた。春から間隔を開けながら使ってはきており、激戦の疲れもそれほど見られない。小野寺騎手が騎乗した1週前追い切りは、異例のコース2本追い。ウッドコースとポリトラックコースで、共に軽めの時計だったとはいえ、躍動感たっぷりの走りを見せた。 今週の最終追い切りは、ポリトラックで馬なり調整。単走で追われ、5F64秒4の時計をマークした。テンからスピード任せに飛ばしても最後までバテることなく伸びたように、好調をキープしている。 「今週は息を整える程度で十分。距離延長は願ってもないところだし、コース替わりも何ら不安はない。今回は札幌戦で勝った時のように、自分のタイミング、早めに動く競馬で持ち味を活かしたいね」と、後藤師は巻き返しに意欲十分だ。 菊花賞はクラシックの最終戦だけに、どの3歳馬も目標としてきたレース。しかし菊花賞後、マイル戦線に転じて結果を出したサンディエゴシチーのように、菊花賞の次のレースは今後を占う上で重要な一戦となる。「結果次第で大きいところも考えたい」と、最後に締めくくってくれた後藤師。もちろんこの馬は、この長距離路線を主戦場とし、有馬記念、そして春の天皇賞をも視野に入れ成長していく。 ※関連リンク ★吉田隼人騎手の公式ブログ【Hayato Area】はコチラ ★【菊花賞】ビッグウィークが最後の一冠! トウカイメロディは6着 ★【札幌日経オープン】菊に一歩前進! トウカイメロディ3連勝!! ★【みなみ北海道S】いざ菊へ! トウカイメロディ圧勝!!