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【JCダート】有力馬1週前追いレポート

実績は断然のヴァーミリアンだがJRAでの勝利は08年のフェブラリーSが最後。久々の美酒なるか。

 砂の王者を決する第11回ジャパンCダート(GI、ダ1800m)が今週末の日曜日、阪神競馬場で開催される。ここへ出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ヴァーミリアン 前走は6月の帝王賞。当初はJBCクラシック(11月3日)での復帰も視野にあったが疲労回復が優先され、ぶっつけでここに挑んでくる。ここまでGI級9勝、実績は断然だ。10月23日から時計を出し始め、以来入念な乗り込みが続いている。17日には栗東坂路で4F54秒0、1週前追いとなった24日は坂路4F54秒1と順調に時計は詰まってきており、態勢は整いつつあると見ていいだろう。ただ、若干馬体には余裕が感じられ、思うように絞れていない雰囲気だ。今週でどのくらい絞れてくるかがカギ。 トランセンド 前走、みやこSで鮮やかな逃げ切り勝ち。内枠の利もあったが、自分の形に持ちこめば強いところを見せ付けた格好だ。休養明けを2戦使われ、状態は高いレベルで安定している。24日は栗東ポリトラックコースで単走。終始馬なりながら6F76秒4-1F12秒3の好時計をマークし、絶好調ぶりをアピールした。胸前とトモ回りの厚みがさらにグッと増した印象で、体全体の重量感も出てきた。馬体面、気配面ともにピークの状態か。最終追いはサラッと流すだけで良さそう。 シルクメビウス 休養明けの一戦だったJBCクラシックでは輸送によるイレ込みが響き4着。ただ久々を叩かれ、気配は順当に上昇している。24日は栗東のウッドコースで終い重点に追われ5F67秒9-1F12秒8。全体時計は平凡だが、序盤の折り合いと仕掛けへの反応は見るべきものがあった。あとひと追いで態勢は整ってきそう。昨年の2着の雪辱を晴らしたい。 キングスエンブレム 偉大な兄ヴァーミリアンと、ここで初対戦となる。前々走シリウスSはオープン昇級初戦だったが、1番人気に応えなんなく重賞初制覇。続く前走みやこSでは砂を被って後方からの競馬を余儀なくされたが、直線では猛然と伸びて2着を確保した。地力強化は明らかだ。前走後の回復は早く、すぐに乗り出せており中間の調整は順調。24日は栗東坂路で53秒1(一杯)をマークした。兄同様派手な時計を出すタイプではなく、数字だけ見れば平凡。ただ、ここでビッシリ追えたことは体調良好の証、評価していいだろう。 グロリアスノア 前走武蔵野Sは休み明け、やや仕上がり途上だったがインから渋太く伸び勝利した。これで2つ目の重賞V。勢いに乗ってGI制覇を狙う。快勝の反動はなく、中間はすぐに乗り出せている。26日の追い切りは栗東ウッドで単走。6F85秒6-1F13秒2(G前追う)と時計面では平凡だが、仕掛けられると重心をグッと低くしスムーズな伸びを見せた。叩かれての上積みは大きそう。課題はやはり距離か。 ※関連リンク ★【武蔵野S】グロリアスノアが力強く抜け出し重賞2勝目!!【みやこS】新設重賞ハンター・トランセンドが逃げ切る!!ブリーダーズゴールドC(門別)は2番人気シルクメビウスが快勝GI9勝目! 川崎記念は1番人気ヴァーミリアンが勝利水曜・木曜は追い切りを速報! 充実の「レース情報」は必見!気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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