おしらせ
【阪神JF】良血相手に雑草魂見せる! マルモセーラ
栗東 CW 良 強め 83.2-66.1-51.9-39.0-13.0 ダンスインザムードの仔ダンスファンタジア、アドマイヤグルーヴの仔アドマイヤセプター(抽選対象)、そしてレーヴディソール(姉にレーヴダムール)、アヴェンチュラ(姉にトールポピー)。今回の阪神JFは、さながら“良血馬の展示会"のような様相だが、そんなレースだからこそ、マルモセーラに魅力を感じる。 マルモセーラの新馬戦は、なんと16番人気の低評価。デビュー前は全く注目されていなかったのだ。しかしそのレースで2着に喰い込むと、続く未勝利戦を勝利。ここも一頓挫明けで3番人気の評価に甘んじたが、4馬身差の圧勝で久々を飾った。 そして迎えたファンタジーS。ここでも4番人気の評価だったが、持ち前のスピードと勝負根性を見せ、ゴール前の接戦をハナ差制した。田中健騎手にとっては嬉しい重賞初勝利。追い込み決着の展開で、道中2番手から踏ん張ったのだから価値は高い。 前走後の回復も早く、この中間は順調に併せ馬を消化してきた。1週前に田中健騎手が騎乗して6ハロン81秒6という速い時計を出し、本日の最終追いでも別掲の時計をマーク。ヤマニンボンプアン(2歳未勝利)を1馬身ほど追走し、直線で田中健騎手がゴーサインを出すと、グイグイと伸びて僚馬を7馬身ほど突き放してみせた。 「追い出すまで我慢できていたし、反応も良かった」と、同騎手は合格ジャッジ。気になるのは初めてとなるマイル戦への挑戦だが、これに関しては吉永助手が「スタートが速いから前々の競馬になると思いますが、掛かる馬ではないので距離延長は問題ないでしょう。相手は揃いましたが、この馬の力は出せると思います」と、距離不安についても一蹴のコメントだ。 「理想的な追い切りができた。馬体重も理想通りだし、この状態を維持できれば楽しみ」と、管理する木原師も自信をのぞかせる。一戦一戦と、着実に力をつけてきたマルモセーラ。兄姉に活躍馬はいないが、その培ってきた“雑草魂"で、良血馬たちを蹴散らすシーンがあるか。人気は良血勢にいくらでも譲って構わないだろうが、1着の座だけは譲れないところだ。 ※関連リンク ★【ファンタジーS】マルモセーラが大接戦を制す!! ★【本音マル秘報告】マッチもマルモセーラを推奨! ★年内一杯参加OK! 賞金総額1000万!の「UMAJIN-POG2010-2011」エントリー受付中! ★2歳戦は特に調教注目!!「レース情報」では水・木の全馬追い切りを速報します