09クイーンS覇者ピエナビーナスが繁殖入り

　09年のクイーンSを制したピエナビーナス（牝6、栗東・南井）が、8日付けでJRA登録を抹消、引退することが決まった。今後は北海道のファンタストクラブで繁殖牝馬となる予定。 　同馬は父フジキセキ、母オープニングタイトル（その父Caerleon）という血統。07年1月にデビューすると3戦目で勝ち上がり、その後は準オープンで活躍を続けたがオープン入りはなかなか叶わなかった。だが5歳時、クイーンSに格上挑戦すると、一気の末脚を見せ11番人気ながらこのレースを制覇。初重賞を飾った。 　その後は8戦して1勝も挙げられず、今年のクイーンSを最後にレースから遠ざかっており、この度引退が決まった。JRA通算成績は28戦5勝（うち重賞1勝）。総収得賞金は9901万8千円（付加賞を含む）。 ※関連リンク ★【クイーンS】11番人気のピエナビーナスが勝利 ★水曜・木曜は追い切りを速報！　充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!