おしらせ
【阪神C】リーチザクラウン復権へ猛時計マーク
栗東 坂路 重 強め 計不-38.0-25.9-13.2 安田記念のレース後、骨折が判明したリーチザクラウン。復帰戦を阪神Cに定めて、調整が進められてきた。放牧先から順調に乗り込まれており、15日の最終追い切りでも、この馬らしい速い時計をマーク。 武豊騎手が自ら手綱をとり、坂路で単走という形だったが、力強いフットワークで登坂した。全体時計はエラーになってしまったが、武豊騎手によると「51秒8ぐらいかな」というジャッジ。重たい馬場の影響で、時計を要す馬が多い中、休み明けでこの時計が出れば及第点だろう。 ただし、先週の追い切りでは落ち着いていたものの、最終追いではやや気負いも見られた。このあたりが実戦に行ってどうか、1400mなら前向きさがプラスに出るという見方もある。その点について武豊騎手が「1400mという距離は楽しみ」と語れば、橋口師も「道中は乗りやすいだろうね。あとは本質的に適性があるかどうかだ」と、両人が似たようなジャッジを下した。 約2年前、伝説の新馬戦と呼ばれたレースがあった。1着アンラバルド、2着リーチザクラウン、3着ブエナビスタ、4着スリーロールス。1着馬アンライバルドは皐月賞を制覇、4着スリーロールスは菊花賞馬に。そして3着ブエナビスタの現在の活躍は、周知の通りであろう。だが2着リーチザクラウンは、いまだにGIのタイトルを手にしていない。 「この一戦で、中距離路線に行くか、マイル路線に行くか、来年の方向性を見極めることになるね」とは橋口師。同期たちに追い付くためにはGIの勲章が欲しい。橋口師はこのレースを、今後の進路を占う重要な一戦と位置付けているようだ。 ※関連リンク ★【マイラーズC】マイルで真価発揮!リーチザクラウンが重賞2勝目 ★リーチザクラウンに騎乗する武豊騎手への質問募集中【深イイ質問】はコチラから ★阪神Cのデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!