おしらせ
【有馬記念】ダービー馬復権へ! エイシンフラッシュ上積み大だ
栗東 CW 不良 G前追う 82.7-66.4-50.7-37.0-11.8 上がり3F32秒7という脅威の瞬発力を発揮し、第77代日本ダービー馬の座に就いたエイシンフラッシュ。しかし、この秋は神戸新聞杯で2着、菊花賞を筋肉痛で回避後、ジャパンCでは8着と順調さを欠いている。グランプリ有馬記念で、復権の走りなるか。 「馬のデキは良かったが前に壁を作ることができず、序盤は力んで走ってしまった」と、管理する藤原英師は前走を振り返る。加えて直線では窮屈になるシーンもあった。それでも1位入線ブエナビスタには0秒7差。8着という着順ほどには負けていないのが実情だ。 前走後はすぐに馬場で乗り出されており、中間は順調そのもの。迎えた22日の最終追い切りでは重賞勝ち馬ネオヴァンドームを追走する併せ馬を敢行したが、序盤はしっかり折り合うとゴール前の仕掛けにはビビッと反応。インに潜り込むと不良コンディションの馬場をものともせず、あっさり抜き去って3馬身先着を果たした。 「一度使われたおかげで、行きたがるところなくリラックスして走れました。ステッキへの反応も良かったし、確実に前走より良くなっています」と、ケイ古での手綱を取った鮫島騎手(本番は内田博騎手)が上昇気配を伝えれば「これが秋3戦目、前も良かったけどさらにもう一段階良くなってきてますね」と、ケイ古を見守った藤原英師も上積みの大きさを強調する。「ブエナに他の3歳馬と強い馬は揃ったけど、運ではなく力で勝ちをもぎ取りたいですね」と、指揮官は強い意気込みでコメントを締めくくっていた。 ※関連リンク ★【日本ダービー】エイシンフラッシュが戴冠 ★【皐月賞】ヴィクトワールピサが人気に応えて一冠目を制す。エイシンフラッシュは3着