レジネッタ、ムードインディゴ　同世代の牝馬2頭が引退　繁殖入りへ

　08年の桜花賞（GI）を制したレジネッタ（牝5、栗東・浅見）、09年の府中牝馬S（GIII）を制したムードインディゴ（牝5、栗東・友道）の2頭が本日12月22日付で競走馬登録を抹消、引退となった。今後はともに繁殖入りする予定。 　レジネッタは父フレンチデピュティ・母アスペンリーフ（その父サンデーサイレンス）という血統で07年9月に札幌でデビュー。翌春の桜花賞TR・フィリーズR3着を経て、桜花賞を12番人気で勝利。3連単が700万馬券という大波乱の立役者となった。以降芝の中距離路線で活躍し、今年4月の福島牝馬Sでは2年ぶりの勝利を収めていた。ラストランは今月19日の愛知杯（9着）。通算成績は28戦4勝（うち重賞2勝）、獲得賞金は2億7390万4000円。今後はノーザンファームで繁殖馬となる予定。 　ムードインディゴは父ダンスインザダーク・母リープフォージョイ（その父Sharpo）という血統。07年12月に中京でデビュー勝ち。翌年のクラシック戦線では勝利をつかむことはできなかったが秋華賞で8番人気2着に健闘した。以降芝中長距離路線で活躍を続け、09年には府中牝馬Sを最後方から差し切って重賞初勝利を収めていた。ラストランは今月19日の愛知杯（17着）。通算成績は24戦3勝（うち重賞1勝）、獲得賞金は1億3420万6000円。今後はレジネッタ同様、ノーザンファームで繁殖馬となる予定。 ※関連リンク ★レジネッタを福島牝馬S勝ちに導いた中舘英二騎手の公式ブログ【逃“稿”日記】はコチラ ★【福島牝馬S】桜花賞馬レジネッタが高らかに復活宣言！ ★ムードインディゴが混戦を断つ／府中牝馬S ★桜花賞／でた?700万馬券！12番人気レジネッタが勝利 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!