【有馬記念】ブエナビスタ、師も納得の動き

栗東　CW　不良　G前追う 86.6-70.4-54.5-39.3-11.6 　GI馬8頭を含む豪華メンバーで行われる今年の有馬記念。なかでも主役は6つ目のGI制覇を狙うブエナビスタだ。前走のジャパンカップでは1位入線も、直線の斜行により無念の2着降着。しかし、ファン投票では2位のローズキングダムに2万票以上の差をつけて堂々1位に選出された。「今度はファンの期待に応えなくてはな」と、松田博師をはじめとする陣営は雪辱に燃えている。 　この秋3走目となるが、馬の体調にまったく陰りは見られない。中間には3本の時計をマークしており、22日にCWコースで行われた最終追い切りでも、引き続き好調キープをアピールした。道中はゆったりと進み、残り1F付近で追い出されると回転力のあるフットワークで一気に加速し、ラスト1Fは11秒6の切れ味。松田博師も「単走ならこんなもんやろ」と、納得の動きだ。 「変わりなく順調。この馬に関しては変わらないのが一番。秋は2戦しているし、もう速い時計も必要ない」と、トレーナーは愛馬の状態に太鼓判。秋一連の体調をキープしていれば、今回も好勝負が可能と確信している。前走降着の屈辱と、昨年2着に敗れた悔しさを一気に晴らしたいところだ。 ※関連リンク ★【ジャパンC】ブエナビスタが降着! ローズキングダムがGI2勝目 ★ブエナが不動の1位　有馬記念ファン投票最終結果 ★【天皇賞・秋】5つ目のＧＩ制覇！ブエナビスタが2馬身差の快勝