おしらせ
【有馬記念】ヴィクトワールピサが現役馬の頂点を狙う
栗東 CW 不良 G前追う 82.4-66.9-52.1-38.6-12.1 前走のジャパンCでは2位入線のローズキングダムから僅差の3着。8番人気という低評価に反発するかのような力強い走りを披露した。フランス遠征後の帰国初戦という、小さくはないハンデを背負いながらこの結果は上出来で、改めて“強い3歳世代”の皐月賞馬がその力を示した形だ。 前走後は栗東のプールで激戦の疲れを癒しつつ、軽い負担をかける調整。すると8日には早くも馬場でのケイ古を再開し、連戦のダメージはないと言って良さそうだ。22日の最終追い切りは栗東・ウッドコースで行われ、レッドジール(古馬500万下)が先導し、後ろをレッドセインツ(2歳500万下)が追走する“角居流・3頭併せ”を敢行。直線に入ってもジッと我慢をさせ、ラスト1Fあたりで軽く仕掛けられると瞬時に反応し、アッという間にそれぞれに2馬身ほど差を広げてフィニッシュした。別掲の好タイムをマークし、馬体ははち切れんばかりの張り。デキは高いレベルで維持されていると言って良さそうだ。 「ジャパンCはダメージが少なく、すぐに乗り始めることができた」と、話すのは清山助手。続けて「ここまでは順調。ブエナは強いけど、1度使った上積みと得意の中山で期待したい」(同助手)と自信を覗かせた。 清山助手が言うように、有馬記念の行われる中山競馬場では皐月賞や弥生賞を制し、成績は【2.0.0.0】と相性の良い舞台。また、先週の朝日杯FSでグランプリボスを勝利に導き、勢いに乗るデムーロ騎手との新コンビも心強い。ヴィクトワールピサが世代の頂点に立つとともに、現役馬の最高峰を虎視眈々と狙っている。 ※関連リンク ★【ジャパンC】ローズキングダムがGI2勝目!! Vピサは3着に好走 ★【凱旋門賞】フェスタは惜しくも2着 ヴィクトは7着 ★【日本ダービー】エイシンフラッシュが戴冠 ヴィクトは3着 ★【皐月賞】ヴィクトワールピサが人気に応えて一冠目を制す