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【土曜中山10R/中山大障害】リベンジに燃える古豪・メルシーエイタイム
今週土曜日、5回中山開催7日目の10RはJ・GIの中山大障害(障芝4100m)だ。ジャンプ界の頂点を決める中山競馬場の名物レース。果たして、今年はどの馬がチャンピオンに輝くのか。 2007年中山大障害の勝ち馬で、08年と09年の同レース2着馬・メルシーエイタイムがリベンジに燃える。最終追い切りは22日、栗東のウッドコースで行われ、長め6Fから追われると馬なりで6F85秒1-3F39秒8-1F12秒8を計時。前走の平地競走を叩いたことでデキは一気に上向き、馬体にもパンと張りが出てきた。目標のレースに向けて、シッカリと仕上げてきた印象だ。中山障害成績は【2.5.1.2】と相性の良いコース。絶好の舞台で、昨年と一昨年の雪辱を果たすことができるか。 マルカラスカルは2006年中山大障害の覇者で、J・GI2勝と実績では文句なしのトップクラスだ。約2年ぶりとなった前走後はプールと坂路で調整されると、22日の最終追い切りは主戦の西谷騎手が跨り栗東・坂路を登坂。スムーズな脚捌きで駆け上り、タイムはラスト1F12秒9をマーク。デキの良さをアピールした。中山障害成績は【3.0.1.1】と得意舞台で、長いブランクを乗り越え良い頃の走りができれば、スンナリもある。 春には阪神スプリングJを制し、続く中山グランドJでは3着のトーワベガが、障害界の頂点を虎視眈々と狙う。最終追い切りは22日に栗東の坂路で行われ、僚馬・アドマイヤロイヤルとの併せ馬を敢行した。2馬身ほど先行してスタートすると、脚色優勢でキッチリと半馬身ほど先着。時計は4F52秒5-1F12秒7(強め)を記録した。最後はパートナーに詰め寄られたものの、終始手応えは楽でデキは上々か。この秋は2戦し順調に使われた強みもある。6歳馬が世代交代を告げられるか。 タマモグレアーは障害転向2戦目で勝利を挙げると、そこから怒涛の3連勝を果たした障害巧者だ。22日の最終追い切りは栗東・ポリトラックコースで行われ、6F82秒0-3F37秒2-1F11秒4(強め)をマーク。ケイ古を重ねるごとに良化し、調子はすこぶる良さそうだ。重賞初挑戦が国内トップクラスの集うGIと乗り越えるべき壁は高いが、勢いとデキの良さで戴冠を狙う。 東京ハイJではトーワベガを破り大金星を挙げたイコールパートナーが、平地戦を叩いて暮れの大一番に挑む。最終追い切りは22日、栗東のウッドコースで行われた。新パートナー・今村騎手を背に、飛び跳ねるような軽い脚捌きで6F82秒1-3F38秒8-1F12秒5(馬なり)を記録。こちらも調子が良さそうで、一気の台頭があってもおかしくない。 ※関連情報 ★25日の【指定レース】は中山大障害!! 精鋭15記者が送る渾身の予想は明日午前9時に公開です!! ★【中山グランドJ】メルシーはメルシーでも…勝ったのは8番人気モンサン! ★【中山大障害】キングジョイが中山大障害連覇!! 2着はメルシーエイタイム ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!