おしらせ
【5日中山11R/中山金杯】連覇に向け態勢整うアクシオン!!
明日(5日)中山競馬場では、2011年の幕開けを飾る第60回中山金杯(GIII、芝2000m)が行われる。激戦必至のハンデ戦、今年初の重賞ホルダーはどの馬か。 なお、同レースはJRAプレミアムレースとして行われ、払戻金に売上げの5%相当が上乗せされる。 ディフェンディングチャンピオンのアクシオンは昨年から0.5キロ増の57.5キロで連覇に挑む。昨夏は札幌記念(GII)3着後、ひと息入れられ、秋は天皇賞(GI)からスタートして9着。続く鳴尾記念(GIII)も10着と見せ場なく終わっているが、使いつつ体調は徐々に上向いている。 中間は坂路&ウッドコースで調整され、最終追い切りは単走。道中はツル首にして気合いを漲らせ闘志満々、ゴール前追われると力強いフットワークでフィニッシュ。ここ2走は流れも向かなかったが、昨年のような好位で脚を溜めるレースができれば、巻き返しは十分にあるだろう。 レース巧者コスモファントムは前走の中日新聞杯(GIII)で2着。マイペースの逃げに持ち込んだことが、好走の要因も、先に行ける脚質はコーナー4つのコースでは大きな武器となる。また、何といっても前走で先着を許したトゥザグローリーは、中1週で挑んだ有馬記念で3着、0秒3差の勝負をしており、その比較からもここで堂々と主役を張ってもおかしくない。 昨夏、新潟記念(GIII)でクビ差競り勝ち、サマー2000シリーズのチャンピオンに輝いたナリタクリスタルは、放牧明けの4カ月ぶりとなる。12月初旬に栗東TCへ帰厩後、坂路&Cウッドコースで入念に調整。12月22日にはCウッドでゴットマスタング(2歳500万下)と併せ馬を行い、久々を感じさせない軽快な動きを披露した。年が明けた3日は、こちらもCウッドで田中健騎手が騎乗し(レースは幸騎手)単走で追われ、ゴール前仕掛けられると好反応を見せた。 鞍上の幸騎手は昨年、前人未到のJRA初年間1000回騎乗を達成するなど、関係者からの信頼は厚い男。今年は重賞取りという幸先の良いスタートを切るか。 前走のオープン特別・ディセンバーSでは直線で前が塞がり不完全燃焼に終わってしまったのがミステリアスライト。その分、目一杯には走っておらず、間隔のないわりには中間の攻め馬量は豊富だ。ポリトラックコースで暮れの26、29日、年が明けた3日と3本の時計を出している。最終追い切りはデンコウヤマト(1000万下)の外に併せ直線追われると、尾花栗毛の馬体を躍らせ楽に先着を果たした。 2歳時は葉牡丹賞を勝ち、クラシック候補に上がった逸材もその後、屈腱炎で長期の離脱があった。今年6歳となったがキャリアはまだ13戦とまだまだ伸びしろは十分。タイトル奪取の時がきたか。 中山【3.2.1.1】と庭とする軽ハンデ54キロ・モエレビクトリー、昨年の3着馬トウショウウェイヴ、ディセンバーSを快勝した上がり馬ケイアイドウソジンらも虎視眈々とチャンスを狙っている。 ※関連リンク ★ケイアイドウソジンを管理する田村康仁厩舎の公式ブログ「HORSE AND LIFF DO THEBEST WE CAN」は要チェック! ★トウショウウェイヴに騎乗する中舘英二騎手の公式ブログ「逃稿日記」は要チェック! ★ミステリアスライトを管理する小島太厩舎所属小島良太助手公式ブログ「馬なりぃ」は要チェック! ★セイクリッドバレーに騎乗する三浦皇成騎手の公式ブログ「皇成?aim at the top?」は要チェック! ★アブソリュートに騎乗する田中勝春騎手の公式ブログ「カツハル日和」は要チェック!