高野容、郷原、小林久の3騎手が引退　調教助手へ

　JRAは本日、高野容輔騎手、郷原洋司騎手、小林久晃騎手の3名が31日付けで引退することを発表した。今後はそれぞれ調教助手となる予定。引退騎手、今後の所属厩舎は以下のとおり。 ・高野容輔(27、栗東・フリー) JRA通算50勝。重賞勝ちは10年中山グランドJ(JGI・メルシーモンサン)、08年マーメイドS(GIII・トーホウシャイン)の計2勝。平地、障害の両方で活躍した。08年のマーメイドSでは最低12番人気だったトーホウシャインを勝利に導き、3連単190万馬券という大波乱を演出したのは記憶に新しいところだ。今後は栗東・吉岡厩舎の調教助手になる予定。 ・郷原洋司 (38、美浦・フリー) JRA通算281勝、重賞勝ちは03年フローラS(GII・シンコールビー)、01年七夕賞(GIII・ゲイリートマホーク)の計2勝。近年ではウエスタンビーナスやユウキハングリーとのコンビによるケレン味のない逃げが印象的だった。今後は美浦・土田厩舎の調教助手になる予定。 ・小林久晃(35、美浦・菊川) JRA通算154勝、重賞勝ちはないが、98年にコクトジュリアンで麻耶S勝ち、02年にティエッチグレースでBSN賞勝ちなどオープン特別は3勝。コクトジュリアンとのコンビではCBC賞（GII）3着などの実績もあり、短距離戦での活躍が印象深い騎手だった。今後は美浦・菊川厩舎の調教助手になる予定。 ※関連リンク ★マーメイドS／出た?ドリーム馬券！3連単は193万円（高野騎手騎乗のトーホウシャインが優勝） ★有馬記念で大逆転劇が!　第4回【UMAJINグランプリ】優勝者が決定！