おしらせ
【平安S】インバルコ重賞初制覇へ態勢整う!!
栗東 坂路 良 一杯 53.2-39.3-25.8-12.8 前走のオープン特別・師走Sはスタートでポジションを悪くし、後方からの競馬になったインバルコ。しかし、徐々に先団へと取り付くと、直線はユノゾフィーとのマッチレースを制し、力のあるところを見せつけた。ブラジルCに続きオープン特別2勝目をマーク。着実に力を付けており、いつ重賞を勝っても不思議ではない位置にいる。 「好不調があまりなく仕上げやすい馬。雪や変則調教がありましたが、仕上げやすかったです」と、池江寿師が言うように、この中間も至極順調に調整された。 1週前(13日)の追い切りは、僚馬バトードール(平安S出走予定馬)と併せ坂路で一杯に追われ53秒2-13秒6。さらに16日の日曜日にも坂路で4F55秒3-13秒1と速いところを追われた。 今朝(19日)も、バトードールがパートナー。道中はパートナーに先行する形をとり、ゴール前は激しい叩き合い。手応えでは見劣ったものの、最後まで先着を許さず、併入に持ち込んだ点は評価していいだろう。 池江寿師は「調教ではもともと良く見せませんが、それでもレースでは結果を出してくれますからね。状態はいいですよ。重賞でもやれると思っていたので、ここで結果を出して、飛躍の年にしたいです」と語った。 レースでは先週の日経新春杯でJRA重賞初制覇を果たしたリスポリ騎手が手綱を取る予定。同ジョッキーは短期免許を取得し、今月の8日から京都競馬で騎乗しているが、その最初のレースでJRA初騎乗初勝利という離れ業を成し遂げた。冬場とあって、ダート戦が主流となる日本のレースだが、直線でグイグイと追ってくる騎乗フォームは力強いのひと言。追えるジョッキーを背中に重賞初制覇へ、態勢は整った。 ※関連リンク ★リスポリ騎手が初騎乗初勝利!! ★ウンベルト・リスポリ騎手に短期免許を交付 ★【師走S】インバルコがゴール前グイッと出てV!! ★平安Sの出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!