おしらせ
【アメリカJCC】有馬記念5着のトーセンジョーダンが飛躍を誓う
栗東 坂路 良 一杯 51.7-計不-25.2-12.7 GI馬が7頭出走し、近年稀に見るほどの豪華メンバーが揃った昨年の有馬記念。これが自身初のGIと、胸を借りる立場で挑戦したトーセンジョーダンだったが、積極的な競馬で勝ち馬・ヴィクトワールピサから0秒3差の5着に好走した。その能力は疑うまでもなく、GIIの今回は堂々と主役を張る立場。遅れてきた大器が、今年の飛躍につなげるために2つ目の重賞制覇を狙う。 この中間は坂路で入念な調整が進められ、19日に行われた最終追い切りも同じく栗東の坂路を登坂。パートナーのエアラフォン(古馬1000万下)と同時にスタートを切ると、序盤からハイラップを刻み駆け上がる。残り1F付近でグイッと前に出ると、そのままリードをキープして約1馬身ほど先着しフィニッシュ。最後まで格下馬には前を譲らなかった。先週まで見せた重い脚捌きも解消し、パワフルなフットワークは好調の証。時計も4F51秒7と好タイムを叩き出し、デキに一点の曇りもない。 管理する池江寿師は「状態はさらに良くなっているね。時計も4F51秒台で、良い負荷がかけられたよ」とデキに太鼓判を押す。また「実戦同様に追い切りでも力強さが出てきたし、期待している」と話し、上々の手応えを掴んでいた。 4歳馬が猛威を振るっている中、5歳馬として古馬中長距離路線の主役を務めるためにここは落とせない。中山コースは2歳時に葉牡丹賞→ホープフルSと連勝した舞台で、相性の良さも背中を押す。飛躍を誓う2011年の初戦を、好発進で決める。 ※関連情報 ★【有馬記念】皐月賞馬・ヴィクトワールピサが勝利!! トーセンジョーダンは5着に好走 ★【アルゼンチン共和国杯】トーセンジョーダンが悲願の初重賞制覇!! ★【アイルランドT】トーセンジョーダン力強く伸び5勝目を挙げる!! ★【アメリカJCC】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!