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【今週の重賞】[シリウスS]古豪ウェスタールンドから3歳ゴッドセレクションまで大混戦ムード!

■10月2日、中京競馬場で第25回・シリウスS(GIII、ダ1900m)が行なわれる。

以前は阪神ダート1400mで施行されていたが、2007年より競馬場の改修に伴い新設された阪神ダート2000mに変更。しかし京都競馬場の大幅改修工事の影響で、昨年は中京ダート1900mで開催。今年も引き続き同コースで行なわれる。昨年は1番人気カフェファラオが勝ったものの2、3着に人気薄が入り、馬券は好配当となった。過去のデータが通用しにくいうえに、もともとハンデ戦でもあるので、一筋縄ではいかないレースになるだろう。

実績最上位のウェスタールンド(セ9、栗東・佐々木)。重賞タイトルは昨年アンタレスSの1勝のみだが、18年チャンピオンS2着や昨年の東京大賞典3着など、ダート重賞戦線で何度も高いパフォーマンスを見せている古豪だ。9歳を迎えても末脚の破壊力は健在。近走2走も負けはしたものの、どちらも最後いい脚を使っていた。長休明けを2戦叩かれて上昇ムードにあり、ゆったりレースを進められそうな中京ダート1900mは初出走ながら、いかにも向きそうだ。

前走1番人気を裏切ったサンライズホープ(牡4、栗東・羽月)は逆襲に燃える。灘Sに勝ってオープン入りを果たすと、ブリンカーを装着した昇級初戦の三宮Sは2馬身半差で快勝。前走のプロキオンSは小倉の超高速ダートにスピード負けして6着に終わったとはいえ、古馬重賞初挑戦を考慮すれば許容範囲内の敗戦ではあった。中京ダートは2戦1勝2着1回と相性のいいコース。前走重賞の速い流れを経験したことが成長につながっていれば、ここで巻き返してきても不思議ではない。

注目は3歳馬のゴッドセレクション(牡3、栗東・今野)だ。デビュー当初は地味な存在だったが、1勝クラスを8馬身差で大楽勝すると、返す刀で伏竜Sも3馬身差勝ち。一躍ダートのホープとなり、1番人気に推された兵庫チャンピオンシップで2着、ジャパンダートダービーも2着と重賞で連続好走中。レパードSを圧勝したメイショウムラクモを伏竜Sで相手にしなかったことを加味すれば、初の古馬重賞でも好勝負できる力は秘めていそうだ。あとは重賞未勝利の中井騎手の騎乗続行がどう出るか。

ほかには、長めのダートでは大崩れがないダート重賞2勝馬・アナザートゥルース(セ7、美浦・高木)、追い込み一手だがハマれば怖いハヤヤッコ(牡5、美浦・国枝)、キャリア14戦中、GII・東海S(9着)以外はすべて4着内に走っているダノンスプレンダー(牡5、栗東・安田隆)、帝王賞優勝やフェブラリーS2着など実績自体はナンバーワンのケイティブレイブ(牡8、美浦・清水英)、前走初めて距離1800mに延ばしたBSN賞で快勝を収めたブルベアイリーデ(牡5、栗東・杉山晴)など、伏兵勢も虎視眈々と上位を狙う。今年は帯に短し襷に長しといったメンバーなので、望外の高配当が飛び出すかもしれない。

(Text:Hattori)

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