おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】海外GI2勝エイシンヒカリの姪やセレクトセール2億円超のハービンジャー産駒などがデビュー
■9月25日の中山競馬場第3R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1800m)にはカフェカルマ(牡2、美浦・古賀慎)が出走。父はヘニーヒューズで、近親に東海Sなどダートの重賞を2勝し、2017年のチャンピオンズCで2着となったテイエムジンソクがいる。5代母マイビューパーズから拡がる牝系は名門で、ハーツクライやノンコノユメ、ミッキーアイルなど数々の名馬を輩出し、日本でも勢力を拡大し続けている。7月に入厩すると、そこから2カ月以上みっちりと乗り込まれてきた同馬。調教量は十分過ぎるほどで、デビュー戦からいきなりの好走もありうる。鞍上は内田騎手。
【カフェカルマ】
父ヘニーヒューズ
母カフェローレル
母父マンハッタンカフェ
■9月25日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山(新馬、芝1600m)でビロングゴールド(牝2、美浦・松永康)が初陣を迎える。半兄にファルコンS2着、ラジオNIKKEI賞2着など重賞でも活躍したカシノピカチュウがいる血統だ。デビューに向けて、僚馬を先行させ追いかけるハードな内容の調教を再三消化しており、仕上がりは順調そう。先週の新馬戦を除外になったものの、その分多く乗り込めたのもかえって好材料に思える。原騎手を背にどのような走りを見せてくれるだろうか。
【ビロングゴールド】
父キズナ
母ペガサスゴールド
母父Belong to Me
■9月25日の中京競馬場第4R・メイクデビュー中京(新馬、ダ1400m)では、ルージュシェノン(牝2、栗東・石坂)がデビュー戦に挑む。父はアジアエクスプレス、母レッドクラウディアはダートグレード競走・クイーン賞を制した実力馬だった。ダートで活躍した両親の素質を受け継ぎ、この舞台でのデビューとなったルージュシェノン。最終追い切りではレースと同じく福永騎手を背に、栗東坂路で4F53秒3-1F12秒2という好時計を馬なりでマーク。年長馬を追走して先着と万全の態勢をアピールするものだった。初戦から期待したい。
【ルージュシェノン】
父アジアエクスプレス
母レッドクラウディア
母父アグネスタキオン
■9月25日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1400m)には、エイシンブラボー(牝2、栗東・渡辺)がデビューを迎える。半姉にターコイズSなど重賞2勝のスマイルカナ、叔父にフランスと香港でGIを勝ったエイシンヒカリがいる血統だ。デビューに向けて栗東の坂路とウッドコースを併用して乗り込まれてきた同馬。1週前追い切りの内容は物足りないものだったが、最終追い切りではレースでも騎乗する藤岡康騎手を背に栗東坂路で4F53秒6-1F12秒7とまずまずの時計をマーク。走れる態勢にあると見ていいだろう。叔父や姉のように華麗な逃げを見せてくれるだろうか。
【エイシンブラボー】
父エピファネイア
母エーシンクールディ
母父Distorted Humor
■9月26日の中山競馬場第4R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1200m)で、ライヴサファイア(牝2、美浦・牧)がデビュー戦に臨む。母ナムラエンジェルは中央未出走に終わったものの、その全兄は中央在籍時に武蔵野Sなど9勝を挙げ、岩手移籍後は現地で12勝を挙げたナムラタイタン。そのほかにも、ダート短距離で堅実に走る活躍馬が送り出されてきた家系だ。今週は本番でも騎乗する木幡巧騎手を背に、坂路で素軽い伸びを見せた。除外が続いた影響は感じられず、好状態で走れそう。この2歳世代がファーストクロップとなる父コパノリッキーに中央初白星を届けられるか。
【ライヴサファイア】
父コパノリッキー
母ナムラエンジェル
母父サウスヴィグラス
■9月26日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山(新馬、芝2000m)で、ソレントフレイバー(牡2、美浦・久保田)が初戦を迎える。祖母は仏1000ギニーで2着だったトゥーピー、叔父にサトノラーゼン(京都新聞杯勝ち、日本ダービー2着)とサトノクロニクル(チャレンジC勝ち)の兄弟がいるという血統背景だ。8月下旬からの調整は入念。9月に入りウッドコースで長めから追われる併せ馬中心のメニューへシフトし、鋭い切れを連発している。競馬センスはかなりのレベルにありそうだ。鞍上は戸崎騎手。
【ソレントフレイバー】
父キタサンブラック
母ポワティエ
母父Le Havre
■9月26日の中京競馬場第4R・メイクデビュー中京(新馬、ダ1200m)で、メイショウキッド(牡2、栗東・本田)がデビューを果たす。父はこの2歳世代がセカンドクロップとなるダート王ホッコータルマエ。半兄にはメイショウパワーズ(端午S勝ち)がおり、否応にもダートでの活躍を期待したくなる血統背景の持ち主だ。併せ馬では遅れ入線が目立つが、こなしている稽古本数と負荷は十分過ぎるほど。実戦でどう変わってくるか注目したい。鞍上は泉谷騎手。
【メイショウキッド】
父ホッコータルマエ
母マイラッキー
母父Elusive Quality
■9月26日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝2000m)で、ハービンジャー産駒セレブレイトガイズ(牡2、栗東・友道)が福永騎手の手綱で初戦に臨む。母はアルゼンチンでGIを2勝。半姉に阪神JFなどここまで重賞5勝のダノンファンタジーがおり、2019年セレクトセール当歳セッションにおいて2億2000万円(税抜き)で大塚亮一氏が落札した期待の良血馬だ。1週前追いの3頭併せではいい行きっぷりから、オープン馬らに渋太く食らいついた。全体時計は申し分なく、新馬戦は単なる通過点としそうな雰囲気が漂う。
【セレブレイトガイズ】
父ハービンジャー
母ライフフォーセール
母父Not For Sale
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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