【地方競馬トピックス】明日20日、大井競馬場で重賞・ゴールドジュニア　連勝中のママママカロニが3連勝で重賞Vを狙う

9月20日、大井競馬場で重賞・ゴールドジュニアが開催される。重賞に格上げされた昨年度は大井ダ1400mで行われたが、今年は大井ダ1200mで行われる。1着賞金は1200万円。上位2頭にはハイセイコー記念への優先出走権が与えられる。

■大井11R・ゴールドジュニア（SIII、ダ1200m）　20時10分発走

1枠1番　 コパノミッキー　　（牡2、大井・堀千）　　笹川翼

2枠2番　 フレンドスイープ　（牡2、船橋・佐々木功）實川純

3枠3番　 ブリジット　　　　（牝2、浦和・小久保）　本橋孝

4枠4番　 コーミズアムール　（牝2、大井・米田英）　張田昂
4枠5番　 カプティフ　　　　（牡2、大井・宗形竹）　藤本現

5枠6番　 グロリアスセプター（牡2、大井・福永敏）　森泰斗
5枠7番　 ウィシュアポナスタ（牝2、大井・小野寺）　西啓太

6枠8番　 ダダダン　　　　　（牡2、川崎・岩本洋）　山崎誠
6枠9番　 ナックファルコン　（牡2、大井・立花伸）　達城龍

7枠10番　ママママカロニ　　（牡2、大井・森下淳）　矢野貴
7枠11番　バイザウェイ　　　（牡2、船橋・林正）　　山口達

8枠12番　サンエイジロー　　（牡2、川崎・高月賢）　本田正
8枠13番　シェーナディーヴァ（牝2、大井・宗形竹）　和田譲

コパノミッキー（牡2、大井・堀千）は、門別のデビュー戦で後続に2秒7もの差をつけて大差勝ち。内で揉まれ、位置取りを大きく後ろに下げてしまった栄冠賞こそ6着に敗れたが、その後即2連勝しており、能力の高さ、仕上がりの早さが強みだ。今年の栄冠賞は3、4、5着馬がその後重賞を制しており超ハイレベル。注目の転入初戦となるが、速さで他を圧倒しても不思議ではない。1枠1番の絶好枠もプラス材料。

コーミズアムール（牝2、大井・米田英）は、2戦目のフレッシュスター特別で馬場の三分どころから鋭く脚を伸ばし2着。後述するママママカロニには0秒3差及ばなかったが、大井外回り向きの長くいい脚を使えており、今後大井の2歳重賞で頑張れそうだ。伯父は2013年、2015年のNARグランプリに選出されるなど大井の顔として活躍したハッピースプリント。血統的にも大井は間違いなく合う。

グロリアスセプター（牡2、大井・福永敏）は、8月の新馬戦で5馬身差の圧勝を飾った。スタートがひと息だったため中団後方からの競馬になったが、直線で内からロスなく脚を伸ばすと、残り1F過ぎからさらに加速し、あっという間に後続を突き放す強い内容。勝ちタイムも1分14秒6と新馬戦としては上々だった。キャリアという点では他有力どころに劣るものの、初戦のレースぶりから重賞でも十分に通用しそう。南関東のエース・森泰斗騎手が跨るのも心強い。

ママママカロニ（牡2、大井・森下淳）は、新馬戦、フレッシュスター特別とも完勝しデビュー2連勝中。初戦が1分14秒1、2戦目が1分14秒0と時計面もかなり優秀だ。好位から運べ最後まで粘り強く脚を使えるのが強みと言える。今回は過去2走と比べてより順調に調整が進んだようで、9日には自己ベストを更新する速い時計をマーク。力をしっかり発揮できれば重賞タイトルにも手が届くだろう。
（Text:Ito）

【第2回 ゴールドジュニア(SIII)】の調教追い切り動画　TCK 東京シティ競馬【公式】より


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