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【根岸S】有力馬1週前追い切りレポート

セイクリムズンはカペラSで重賞初V。勢いそのままに2つ目のタイトルなるか

 フェブラリーS(GI、ダ1600m)へ向けての重要な前哨戦となる第25回根岸S(GIII、ダ1400m)が今週末の日曜日、東京競馬場で開催される。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! セイクリムズン 前々走のオープン特別・霜月Sで5馬身差の圧勝、前走カペラSで重賞初制覇。ここへ来ての本格化ムードは著しいものがある。この中間は厩舎で調整され、坂路中心の入念な乗り込みが続いている。1週前追いとなった栗東坂路調教では4F51秒0-1F12秒2(一杯)をマーク。追われての反応は鋭く、一連の好調をしっかりキープできているようだ。馬体にはドッシリとした重量感が出てきており、一段とパワーアップした雰囲気が感じられる。落ち着きも出てきており、心身両面での進境は大きい。 ダノンカモン 昨秋オープンへ再昇級後、4戦して2勝2着2回。デビュー以来ダートでは掲示板を外さない堅実無比な走りを続けてきたが、この馬もここへ来ていよいよ本格化を果たしてきている。左回り、1400mと条件はベストだけに重賞初制覇のチャンスは大きい。秋以降休まず走っているが、レースごとにプラス馬体重で出走しており使われつつ肉体を強化させている印象がある。今回中1週の出走となるが、目下の充実ぶりから考えればなんら問題ないだろう。 ケイアイガーベラ 09年秋から8戦して6勝。前走ギャラクシーSでは危なげないレース運びからダノンカモン以下を楽に封じており、いつ重賞タイトルを手にしてもおかしくない実力の持ち主と言っていいだろう。前走後はいったん短期放牧に出され1月上旬にトレセンに帰厩。調整は順調そのもので、19日には栗東坂路で4F50秒1-1F11秒8(G前追う)と、余力を残して一番時計を叩き出した。文句なしのデキだろう。フェブラリーSへの向けての長期滞在も視野に入れ21日に美浦へ移動済み。19日の調教が実質の本追い切りで、美浦での最終追い切りはサラッと流す程度になりそう。1番人気を背負いながら15着に惨敗した昨秋の武蔵野Sだが、左回りというよりは1枠1番でスタート後手を踏んだのがこたえた。極端な内枠を引かなければ勝ち負け争いに加わっていい。 サクセスブロッケン 09年のフェブラリーS勝ち馬が7カ月ぶりに復帰だ。年明けから坂路で時計を出し始めたが休養明けでまだ筋肉が戻り切っていない感じ。この馬らしい迫力にやや欠ける印象、動きにしても小手先だけで走っており上体の高さも気になる。19日は栗東坂路で4F52秒0-1F13秒5(一杯)とまずまずの数字は出たが、追われての伸びはシャープさがない。ここはやはり叩き台、目標は次のフェブラリーSと見るべきだろう。 ティアップワイルド 前走ジャニュアリーSで3馬身差の快勝。一時期の勢いを取り戻してきた。19日は前走後初めて時計を出されたが、栗東坂路で4F53秒1-1F12秒6(一杯)をマーク。ケイ古駆けするタイプではあるが、それを差し引いても活気のある動きからは使い詰めの疲れは感じられず、気配は絶好の雰囲気。1200mのレースが続いたが、5勝を挙げている1400mへの距離延長はむしろ歓迎だろう。 ※関連リンク ★【カペラS】セイクリムズンが混戦を制し重賞初V!!【大和S】ダノンカモンが大外から完勝!!【ギャラクシーS】ケイアイガーベラが力の違いを見せ圧勝!!水・木は根岸S出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見根岸Sの出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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