おしらせ
【土曜京都10R/若駒S】父に続いてクラシックへ!! リベルタス
今週土曜日、1回京都開催7日目の10Rはオープン特別の若駒S(芝2000m)だ。05年にはディープインパクトが制し、09年はアンライバルドが快勝。昨年はヒルノダムールがルーラーシップを破って勝利をモノにし、クラシックへと駒を進めた。今年は一体、どの馬がクラシック有力候補に躍り出るのか!? 注目は父がディープインパクトの良血馬・リベルタスだ。19日の最終追い切りでは主戦の福永騎手を背に、栗東・ウッドコースで僚馬のトウセンケイトゥー(3歳500万下)との併せ馬で行われた。約4馬身ほど前を行くパートナーに残り3F付近で追いつくと、そのまま同入でフィニッシュ。タイムは6F85秒9-3F40秒1-1F11秒9(馬なり)をマークした。キビキビとしたフットワークは、いかにも具合が良さそう。自身3勝目へ向け、態勢は整ったか。前走の朝日杯FSでは好位から力強く伸びて3着を確保した実力馬。クラシックへと弾みをつけるためにも、父に続いて勝利で飾りたい。 2勝馬のショウナンマイティには逆転の可能性が十分。最終追い切りは19日、主戦の浜中騎手が跨り栗東・ウッドコースで行われた。先行して一杯に追われるスターリットスカイ(3歳新馬)を約5馬身ほど追走すると、脚色優勢で圧倒。最後は約2馬身ほど差をつけてケイ古を終えた。時計は6F80秒3-3F37秒0-1F12秒2(強め)を計時。デキの良さも相まって、経験馬が格の違いを見せつけた形だ。1番人気に支持された前走のラジオNIKKEI杯2歳Sでは、直線で伸びあぐねて8着に敗退。初めての敗戦を喫した。今回は比較的にメンバーが楽なオープン特別に出走。惨敗からの巻き返しに燃える。 前走・ラジオNIKKEI杯2歳Sでは直線で致命的な不利を受け、全くレースにならなかったユニバーサルバンクにも注意が必要だ。19日の最終追い切りは、栗東・ウッドコースでアドマイヤサイモン(3歳未勝利)との併せ馬で行われた。一杯に追われる僚馬の内側でキッチリと伸びると、半馬身ほど前に出て先着。時計は6F82秒6-3F39秒3-1F12秒0(一杯)を記録した。間隔が詰まっているが、ここで意欲的な調整ができたのは好調の証。デキ落ちの不安はなさそうだ。先週の日経新春杯でルーラーシップを勝利へと導いたリスポリ騎手との新コンビも心強い。イタリアの名手が、前走の鬱憤を晴らすか。 ゴールドブライアンも侮れない。最終追い切りは19日、新パートナーとなる岩田騎手を背に栗東の坂路を登坂。終いに気合いをつけられると、グイグイと伸びてフィニッシュした。タイムは4F55秒8-1F12秒6(G前追う)をマーク。約2カ月ぶりの競馬となるが、上々のデキで出走できそうだ。前走の京都2歳Sではメンバー中最速の上がりをマークしダノンバラード(のちのラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬)と、また3走前ではリフトザウイングス(のちの東京スポーツ杯2歳S2着馬)と接戦を演じている実力の持ち主。無視はできない1頭だ。 ここが試金石の1戦となりそうなのがエーシンミズーリだ。19日の最終追い切りは、栗東・ウッドコースでデンコウオクトパス(4歳1600万下)との併せ馬で行われた。ともに一杯に追われたが、最後は格上馬相手にキッチリ同入。実戦さながらの内容で、時計は6F83秒5-3F36秒8-1F12秒1を記録した。間隔が短いため中間に時計を出したのはこの1本のみであったが、状態は良い意味で平行線。力を発揮できそうなデキにある。前走の未勝利戦ではメンバー中最速の上がりを繰り出し完勝。ここでは力が違ったか。そのポテンシャルを持ってすれば、昇級即通用のシーンもあっておかしくない。 ※関連リンク ★【朝日杯FS】2歳王者はグランプリボス!! リベルタスは3着まで ★【ラジオNIKKEI杯2歳S】ダノンバラードがV! 1番人気のショウナンマイティは見せ場なく8着 ★【京都2歳S】マーベラスカイザーが3頭の接戦を制す!! ★【メイクデビュー阪神】ローエングリンの半弟・リベルタスが人気に応える! ★ハーバーコマンドに騎乗予定の藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェックやん!