【根岸S】今回は底力に期待　サクセスブロッケン

栗東　DP　良　一杯 60.6-47.4-35.4-11.6 　今回のメンバーでは実績最上位のGI・3勝馬サクセスブロッケンは、昨年6月の帝王賞以来となる実戦。時計を出し始めたのは今年に入ってからで、1週前の段階ではゴール前でバタバタになるなど、まだまだ完調には程遠いかと思われるようなデキだったが、26日の最終追い切りではかなり素軽さが出てきた印象だ。 　注目の最終調整はポリトラックコース単走で行われた。5F付近からスタートするとテンから速いラップを刻み、そのままスピードは衰えることなく最後までしっかりと伸びてフィニッシュ。全体時計も5F60秒台なら及第点といえるだろう。ここにきて状態は大きく上昇カーブを描いている。 　とはいえ久々ということもあり、藤原英師は「今回は心身ともにもうひと息かな」と、さすがに控えめ。それでも「先週までは重苦しい感じがあったけど、このひと追いで良くなってくるでしょう。変わり身を見せてほしいね。潜在能力は高いし実績なら一番だから」と、GIホースの底力に期待を寄せていた。 ※関連リンク ★【帝王賞】サクセスブロッケンは8着 ★【かしわ記念】サクセスブロッケンは4着 ★【フェブラリーS】サクセスブロッケンは3着