おしらせ
【川崎記念】フリオーソが圧勝で5つ目のGIタイトルを獲得
26日(水)、川崎競馬場で行われた第11R・第60回川崎記念(交流GI、4歳上、ダ2100m、1着賞金6000万円、12頭立て、良)は、単勝1.0倍の断然人気に支持された船橋所属のフリオーソ(牡7、船橋・川島正)がスピードの違いで先手を奪うと、そのまま2着に5馬身差をつけて圧勝。昨夏の帝王賞以来となる、5つ目のGIタイトルを獲得した。勝ちタイムは2分14秒2。 人気の一角となることが予想された中央のテスタマッタが出走を取り消して11頭で争われたレースは、断然の実績を誇り抜けた人気となったフリオーソがすんなりハナを奪い、マイペースに持ち込む。 向正面で、地元川崎所属で2番人気に支持されたボランタス(牡7、川崎・山崎尋)が一気に仕掛けて上位進出を試みるシーンもあったが、フリオーソのペースを乱すことはできず、勝負どころの2周目4コーナーで2番手以下は軒並み脱落。直線はフリオーソの一人舞台となった。 最後は、好位追走からいったんボランタスに捲られながらも直線で差し返した中央のメイショウタメトモ(牡6、栗東・武田)に5馬身差をつけて圧勝。2着からさらに1馬身1/2差の3着にボランタスが入線している。 勝ったフリオーソの手綱を取った戸崎圭騎手は「プレッシャーは本当に感じていました。もともとスタートセンスのいい馬で、今日は逃げてもいいかなと思っていました。道中は気持ち良く走ってくれましたよ。ここにきて2着が続きましたが、強いレースを見せることができました。フリオーソはこれからももっと、もっと活躍してくれると思います」と、集まったファンを前に力強いメッセージを送った。 管理する川島正行師は「(川崎記念3年連続2着)時間がずいぶんと掛かりました。昨年末は大賞典(東京大賞典)で悔しい思いをしたので、そのうっぷんも晴らすことができました。前走はレコードタイムで走ったので、中間は運動量に時間をかけました。疲れはなかったですよ。最後の4コーナーを回ったときは追わなくてもいいだろうと思いました。今日はファンの皆様にフリオーソの強さを見せられたと思います」と喜びの声を語った。 なお、配当は単勝100円、馬連450円、馬単510円、3連複440円、3連単1350円。人気馬が順当に上位に入線し、低配当での決着となった。 勝ったフリオーソは、父ブライアンズタイム、母ファーザという血統。これまでの戦績は33戦10勝(うち中央4戦0勝)で、獲得GIタイトルは06年全日本2歳優駿、07年ジャパンダートダービー、08年・10年帝王賞、11年川崎記念の5勝。08年・09年ダイオライト記念、10年日本テレビ盃と、3つの交流GIIタイトルも獲得している。 ※関連情報 ★帝王賞(大井)は5番人気フリオーソが2度目の勝利!! ★【日本テレビ盃・船橋】フリオーソ楽勝!! JBC地元開催へ弾み ★【JBCクラシック】スマートファルコンが7馬身差の圧逃で初GI! ★【東京大賞典】スマートファルコンが圧勝










