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【白富士S】強い明け4歳牡馬・カリバーンが3連勝で一気にオープン勝ち!
29日、東京競馬場で行われた白富士S(4歳以上OP、芝2000m)は、1番人気カリバーン (牡4、美浦・河野)が単勝1.8倍という圧倒的な支持に応えて勝利。これで1000万、1600万と昨年末から続く連勝を「3」に伸ばし、眠っていた素質がいよいよ開花してきた。勝ち時計は2分1秒1。 1コーナー奥のポケットからスタートした10頭はそれぞれのポジションで末脚を温存。1000m通過は62秒2というスローペースだったこともあり、昨年のデイリー杯2歳Sの覇者で1年3ヶ月ぶりのレースとなったリディル(牡4、栗東・橋口)は、口を割るなど大きく折り合いを欠いた。そのリディルと並ぶように外から追走したのが、連勝でここに挑んできたカリバーンだ。 レースの前半は力みながらの走りになったものの、終始4番手の外めで我慢。先行馬を見られる絶好の位置取りでレースを進めると、3コーナー手前ではすっかり落ち着きを取り戻してシッカリと折り合った。そして、残り800mから徐々に前へ進出し、直線入口では早くも先頭に立とうかという勢い。それでも鞍上の田中勝騎手の手は動かず、ゴーサインが出たのは坂を上ってからの残り300m地点。鞍上の右ムチが飛ぶとスッと反応して楽に先頭に立ち、最後は外から猛追するリディルも完封する好内容のレースだった。 前走後(グレイトフルS後)に蛯名騎手が「持っている能力は上のものがあって、まだ良くなっている段階」と話していたように、まだまだ成長の余地を残している素質馬。今回の3連勝で、陣営にとっても今後がますます楽しみになったことだろう。 勝ち馬とクビ差の2着にリディル、3着は大外から脚を伸ばしたセイクリッドバレー(牡5、美浦・高橋裕)が何とか確保し、配当は単勝180円、馬連730円、馬単1150円、3連複2310円、3連単6760円。勝ったカリバーンは父デュランダル、母リーチマイハーバーという血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★カリバーンを勝利に導いた田中勝騎手のブログはコチラ! ★カリバーンを管理する河野師のブログはコチラ! ★【白富士ステークス】展望 ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!