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【シルクロードS】差しても強かった!ジョーカプチーノが1年8カ月ぶりの重賞勝ち
29日、京都競馬場で行われた第26回シルクロードS(GIII、芝1200m)は、1番人気のジョーカプチーノ(牡5、栗東・中竹)が、道中中団待機から直線豪快に伸びて快勝した。鞍上は藤岡康太騎手、勝ちタイムは1分08秒2。 ティファニーケイスが主導権を握り、ウエスタンビーナス、スプリングソングら先行脚質の馬が追走するという序盤の展開。しかしそれらに加わると思われたジョーカプチーノは若干スタートで後手を踏んだぶん無理をさせず、道中11番手あたりという意外な位置からの競馬に。スプリント戦らしく澱みない流れでレースは進み、直線の攻防へ。先行勢が直線半ばで脚色を失うとインで待機していたセイコーライコウが抜け出しを図る。しかし、外めに持ち出していたジョーカプチーノが別格の切れ味で伸びてくると、そのまままとめて差し切って先頭でゴールインした。ジョーカプチーノの更に外から連れて脚を伸ばしたアーバニティが半馬身差の2着。そこから3/4馬身差の3着には中団からジワッと脚を伸ばしたモルトグランデが入線している。 配当は単勝220円、馬連7,890円、馬単11,040円、3連複29,100円、3連単121,520円。勝ったジョーカプチーノは父マンハッタンカフェ、母ジョープシケ(その父フサイチコンコルド)という血統。3歳時のNHKマイルC以来、1年8カ月ぶり3つ目の重賞勝ちとなった。ここ数戦は先行策から競馬を進めてきたジョーカプチーノだが、今回はトップハンデ58キロを背負ってのまさかの差し切り勝ち。これでスプリント戦では4戦4勝、脚質に幅が出たことも含めて目標とする高松宮記念制覇へ大きく視野が広がる勝利となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★【本音マル秘報告】オハナ、ユウ坊がジョーカプチーノを推奨! ★【シルクロードS/追い切りニュース】ラストは止まるも元気一杯!ジョーカプチーノ ★【ラピスラズリS】ジョーカプチーノが貫禄の逃げ切りV!! ★伏兵馬ジョーカプチーノが勝利!!/NHKマイルC