【小倉大賞典】サンライズベガがハナ差競り勝ち重賞初制覇！

　5日、小倉競馬場で行われた小倉大賞典(4歳以上GIII、芝1800m)は、単勝19.7番の6番人気サンライズベガ(牡7、栗東・音無)がゴール前で8番人気バトルバニヤンとの競り合いをハナ差制し、7歳になって悲願の重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分45秒8。 　全馬横一列の綺麗なスタート。注目の先行争いは内枠を利してシゲルタックがハナに立ち、これに人気の一角である3番人気のコスモセンサーが続いた。そして、この後ろの先行集団の4?6番手にサンライズベガとリルダヴァルが続き、中団からやや後方のポジションにバトルバニヤンが構えた。 　そのまま隊列は特に変わらず平均?やや速めのラップで流れ、レースが動いたのは4コーナー手前。コスモセンサーが逃げるシゲルタックを早めに捕まえにかかると、これに反応してサンライズベガとリルダヴァルも徐々に前へと進出していく。しかし、リルダヴァルは内側で前が壁になって思うように動けず、その間にサンライズベガが一気に仕掛けて残り200mで先頭に立つ。結局、そのままサンライズベガは後続の追撃を何とか振り切って1着でゴールイン。リルダヴァルは直線で態勢を立て直して再び伸びを見せたが、さらに外から脚を伸ばしたバトルバニヤンに差されて3着に敗れた。 　2着にバトルバニヤン、3着にリルダヴァルが入線し、配当は単勝1970円、馬連19100円、馬単40890円、3連複16620円、3連単179710円。勝ったサンライズベガは父アドマイヤベガ、母オーパスワンという血統で、重賞挑戦10度目でついに悲願の重賞タイトルを手にした。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連リンク ★【小倉大賞典】リルダヴァル劇場が幕を開ける！ ★【小倉大賞典】昨年2着の雪辱晴らす！ナリタクリスタル ★今週のパドック診断「ここを見ろ！」 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!