UMAJIN.net

おしらせ

【土曜京都9R/エルフィンS】グルヴェイグなど好メンバー揃った興味深い一戦

シンザン記念3着のマルセリーナも賞金加算を目論む

 過去にはエアメサイア、ウオッカ、レッドディザイアなど、数多くのGI馬を輩出しているエルフィンS。今年も良血馬や厩舎の期待馬など目白押しで、好メンバーが揃った興味深い一戦だ。  まずは、ディープインパクト×エアグルーヴで注目を集めるグルヴェイグ。デビュー戦ではセンスの良さとポテンシャルの高さを発揮して快勝し“さすが良血馬"をファンに印象づけた。一度使われたことで、この中間の動きもグンと上昇。最終追いでも格上のテイラーバートン(古馬準オープン)に最後までくらいつき、栗東CWで6F・85.8-68.2-53.2-38.6-12.0(G前追う)をマークした。鞍上は同レースを2連勝中の四位騎手にスイッチする。  デビュー戦のインパクトの大きさなら、ノーブルジュエリーも負けていない。阪神の1400mを1分21秒3の好時計で快勝。それも先手を奪って、ほとんど追うところなく危なげない逃げ切り勝ち。同日に同条件で行われた古馬1000万クラスのレースが、一杯に叩き合って1分21秒0だったのだから、いかにそのスピード能力が長けているかが分かるだろう。最終追いもルナーレガシー(古馬500万)を子供扱いしたように、すこぶる順調。距離に一抹の不安は残るが、能力の違いであっさりの可能性も十分だ。  シンザン記念で牡馬相手に渋太さを見せ、3着に入ったマルセリーナが参戦する。キャリア1戦で挑んだ重賞ながら、今週末のきさらぎ賞で人気になりそうなオルフェーヴルとわずか半馬身の差。最終追いはアドマイヤカーリン(3歳未勝利)と併せ大きく遅れてしまったが、もともとケイ古では動かないタイプ。陣営も「動きそのものは悪くないし、心配はしていない。実戦に行けばきっちり走ってくれるはず」と、意に介していない。  新馬戦でサダムパテックを破ったものの、その後は人気に応えられないでいるケイティーズジェムが巻き返しへ急上昇。この中間はプールと坂路を併用し、熱のこもったケイ古が続けられている。最終追いも栗東坂路で一杯に追われ、4F・53.7-39.6-25.7-12.7をマーク。大きく追い掛けた僚馬ブラックアテナ(3歳未出走)にクビ差先着した。小柄だが、よほどカイ食いがいいのか、馬体の充実ぶりが目立つ1頭だ。  最後にもう1頭、とっておきの穴馬を紹介。正味3本しか追い切りを掛けていないのにも関わらず、デビュー戦を快勝したウアジェトだ。当然、ひと叩きされたことでデキも上向き。トモの肉づきが逞しくなり、落ち着きがある点も好感が持てる。栗東坂路での最終追いも、4F・51.9-計不-25.7-12.9(強め)の自己ベストをマーク、単走でこれだけの時計が出るのはデキのいい証拠だ。同型の出方が気になるが、先手を奪えれば前走の再現があってもおかしくはない。 ※関連リンク ★【メイクデビュー阪神】ルーラーシップの半妹グルヴェイグが快勝!!【メイクデビュー阪神】ノーブルジュエリーが衝撃の圧勝劇!!【メイクデビュー阪神】マルセリーナが清々しい顔で完勝!!【メイクデビュー京都】ケイティーズジェムが弾ける!!【メイクデビュー京都】ウアジェトが逃げて2馬身半差の完勝!!

おしらせ一覧

PAGE TOP