おしらせ
【きさらぎ賞】「精神面でだいぶ大人になった」と主戦は笑顔 オルフェーヴル
栗東 坂路 良 強め 51.2-37.3-24.6-12.3 GI3勝のドリームジャーニーを全兄に持つ良血馬・オルフェーヴルが、3度目の挑戦で重賞獲りに挑む。前走のシンザン記念ではスタートで大きく出遅れる不利がありながらも、直線外から猛然と追い込んで2着を確保。メンバー中最速の上がり(33秒5)をマークし、素質と底力を十分に示した形だ。 前走後は坂路で入念な調整を繰り返し、2日に行われた最終追い切りも同じく栗東・坂路で行われた。前を行くオーシャンブルー(3歳未出走)を追走する形でスタートしたが、残り300m地点でアッサリと逆転。最後は単走に近い形になったが、鞍上の池添騎手から軽くゴーサインが出されるとビューンと鋭伸し、約4馬身ほど先着してフィニッシュ。楽な手応えで、別掲の好タイムを叩き出した。弾けるようなフットワークは兄を彷彿とさせ、加えてデキの良さをアピール。良い状態で出走ができそうだ。 ケイ古に跨った池添騎手は「ホントに良かったです。1頭になっても集中して走っていたし、精神面でだいぶ大人になったね」と同馬のスケールアップを強調。これまで気の悪さを見せていたこともあり、ここに来ての成長は好走の可能性を後押しする。 さらに同騎手は「前走は折り合いに専念したら期待通りの脚を使ってくれた。今回も」と控える競馬を示唆。愛馬を手の内に入れた主戦の言葉は自信に満ち溢れていた。 過去にはネオユニヴァースやアサクサキングスがここを制し、その後の活躍へと弾みをつけたクラシックの登竜門。牡馬3冠を展望する上で、無様な姿は見せらない。 ※関連情報 ★【シンザン記念】レッドデイヴィスが重賞初制覇! オルフェーヴルは追い込むも2着まで ★【京王杯2歳S】オルフェーヴル末脚不発で10着に大敗 ★【メイクデビュー新潟】良血馬オルフェーヴルが勝利! ★水・木は【小倉大賞典】【東京新聞杯】【きさらぎ賞】出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見