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郷原師、池江郎師、小野騎手らが勇退・引退

ディープインパクト、ラストランとなった有馬記念の表彰式での池江郎師。またひとり名伯楽が競馬界を去る…

 28日付で郷原洋行師(美浦)が勇退、池江泰郎師(栗東)・坂口正大師(栗東)・須貝彦三師(栗東)・高橋成忠師(栗東)・野元昭師(栗東)・吉岡八郎師(栗東)ら6名の調教師と小野次郎騎手(40、美浦・フリー)が引退することが、本日10日JRAより発表された。  郷原師は1962年に騎手デビュー。1979年には全国リーディングを獲得するなどの活躍を見せ“剛腕”の愛称でも知られた。通算1515勝(歴代12位)、を挙げたのち、1993年に騎手を引退。同年に調教師免許を取得し、翌年より厩舎を開業した。JRAでの通算成績は2738戦104勝。重賞は2000年、2001年中山グランドジャンプ(ゴーカイ)など4勝。  池江郎師は1959年に騎手デビュー。騎手として3275戦368勝を挙げた後、1978年2月に引退。同年に調教師免許を取得し、翌年より厩舎を開業した。以降メジロデュレン(菊花賞などGI2勝)、メジロマックイーン(天皇賞・春連覇などGI4勝)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯勝ち)、ディープインパクト(クラシック3冠などGI7勝)と時代を代表する数々の名馬を送り出してきた。JRAでの通算成績は6745戦841勝、重賞は69勝。  坂口大師は米グリーンステッド厩舎で攻馬手(エキササイズボーイ)として修行を積んだ後、1966年に父である坂口正二調教師のもとで調教助手となる。1974年に調教師免許を取得し、1976年に厩舎を開業。マヤノトップガン(菊花賞などGI4勝)やデュランダル(マイルCS連覇などGI3勝)などの活躍馬を管理してきた。JRAでの通算成績は7268戦684勝、重賞は27勝。  須貝彦師は1959年に騎手デビュー。騎手として2782戦304勝を挙げた後1974年に調教師免許を取得し、引退。1976年に厩舎を開業した。主な管理馬にファンドリナイトロ(障害重賞6勝)、ヒカリデユール(有馬記念勝ち)など。JRAでの通算成績は7169戦506勝、重賞は18勝。  高橋成師は1959年に騎手デビュー。騎手として5176戦749勝、重賞34勝の成績を残し1977年に調教師免許を取得、引退。1978年に厩舎を開業した。主な管理馬にメイショウバトラー(小倉大賞典など重賞3勝)。また解散となった瀬戸口厩舎より管理を引き継いだメイショウサムソンで07年に大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋を勝利している。JRAでの通算成績は7930戦524勝、重賞は16勝。  野元師は1958年に騎手デビュー。騎手として2051戦209勝を挙げた後、1979年調教師免許を取得し引退。翌1980年に厩舎を開業した。主な管理馬にリンデンリリー(エリザベス女王杯勝ち)、エイシンデピュティ(宝塚記念勝ち)ら。JRAでの通算成績は7212戦448勝、重賞は12勝。  吉岡師は1960年に騎手デビュー。騎手として2653戦240勝を挙げ、1978年調教師免許を取得し引退。翌1979年に厩舎を開業した。1984年にはキョウワサンダーでエリザベス女王杯を勝利している。JRAでの通算成績は6454戦392勝、重賞は10勝。  小野騎手は1989年に美浦の高松邦男厩舎所属としてデビュー。JRAで通算8547戦528勝の成績を挙げている。重賞は05年の日経賞(ユキノサンロイヤル)など5勝。2011年度の新規調教師試験に合格しており、3月1日より厩舎を開業する予定。 ※成績はいずれも10日現在 ※関連情報 ★【共同通信杯】ラスト1F10秒9!ダノンバラード【京都記念】名伯楽へラスト重賞V贈る!トゥザグローリー小野師、角田師ら9人が開業 平成23年度新規開業の調教師が発表水・木は【京都記念】【共同通信杯】【クィーンC】出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見全レース出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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