UMAJIN.net

おしらせ

【京都記念】松田国師「スケールが違う」を証明 ダノンシャンティ

2011年の始動戦を迎えるダノンシャンティ

栗東 坂路 良 G前追う 52.0-37.9-24.6-12.2  昨年のNHKマイルCを日本レコードで制し、3歳マイル王に輝いたダノンシャンティ。厩舎の大先輩・キングカメハメハに続けとばかりに、NHKマイルC→日本ダービーの変則2冠達成を目指したが、決戦の前日に骨折が発覚。無念のリタイアとなった。復帰戦となった前走の有馬記念では、約7カ月の長期休養明けに加え、未知の中長距離戦ということもあってか道中は掛かりっぱなし。「装鞍所までは良かったが…。リラックスして走ることができなかった」と松田国師が話すように、レースにならなかった。  前走後は厩舎で調整され、坂路中心のメニューを消化。2日の1週前追い切りでは主戦の安藤勝騎手を背に、栗東・ウッドコースで同厩のモンテクリスエス(古馬オープン)との併せ馬が行われた。一杯に追われるパートナーを尻目に、軽く仕掛けると鋭伸。僚馬を脚色優勢で圧倒し、約1馬身ほど先着してフィニッシュした。  注目の最終追い切りは9日、先週と同じくモンテクリスエスとの併せ馬で栗東の坂路を登坂。2馬身ほど前を行くモンテに抜群の行きっぷりで並びかけると、そのまま鋭く伸び3馬身ほど差を広げてゴール。別掲の好タイムをマークした。叩き2戦目の上積みは必至で、レースへ向けてキッチリと仕上がったと言えそうだ。  最終追いを終えて松田国師は「息遣いに苦しがるところがないし、終いも動きました」とデキに納得の表情。久々の勝利に向けて、手応えを掴んでいるようだった。  「シャンティはスケールが違う」(松田国師)とのことから、6月に行われるロイヤルアスコット開催に参戦を表明。クイーンアンS(GI・直芝1600m)やプリンスオブウェールズS(GI・芝2000m)などが出走候補の壮大な英国遠征プランが控えている。叩き2戦目に加えて絶好のデキ。まずは国内で指揮官の言葉を証明する。 ※関連情報 ★【有馬記念】ダノンシャンティの復帰戦は皐月賞馬・ヴィクトワールピサがV【NHKマイルC】ダノンシャンティが日本レコードで優勝ダノンシャンティの骨折は全治6カ月気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!

おしらせ一覧

PAGE TOP