【フェブラリーS】高速決着望むところ!! 恵みの雨で前進マチカネニホンバレ

美浦　坂路　稍重　馬なり 50.5-36.8-24.6-12.6 　前走の平安Sでは1番人気に支持されたものの、5着に敗れたマチカネニホンバレ。期待された重賞2勝目はお預けとなった。しかし、今度の舞台は【3.0.0.1】と相性抜群の東京ダート1600m。これ以上にない絶好のコースで、混沌としたダート界の頂点を虎視眈々と狙う。 　この中間は入念な調整が重ねられ、1週前追い切りはサトノエクスプレス(古馬1600万下)と坂路を駆け上がった。今回新コンビを組むフランスの若手・クラストゥス騎手を背に4馬身ほど追走からスタートすると、ジワジワと差を詰めて1馬身ほどの遅れでゴール。遅れをとったもののタイムは4F51秒1-1F12秒9(馬なり)と好時計をマークし、最終追い切りに注目が集まった。16日の最終追い切りも同じく美浦の坂路を使用。クラストゥス騎手が跨り僚馬と3頭併せで登坂した。力強いフットワークでグイグイ加速すると、ラストも引っ張ったままで一直線の伸び脚を披露。終いも12秒6でキッチリとまとめて、別掲の好タイムを叩き出した。馬体の張りも申し分なく、休み明けを2度使われてデキは確実に上向いていると言えそうだ。 　不良馬場で行われた一昨年のマリーンSを日本レコードで逃げ切ったように、速い馬場は大歓迎の同馬。週末には恵みの雨予報もあり、天を味方につけての大激走があっても驚けない。 ※関連リンク ★【平安S】ダイシンオレンジがV! 1番人気のニホンバレは5着が精一杯 ★【ベテルギウスS】ワンダーアキュートが完全復活! マチカネニホンバレは2着 ★【コラム】元騎手・渡辺壮がフェブラリーSのレース展開を紐解く! ★【コラム】元騎手・渡辺壮　有力馬ジョッキー達はこう乗る！ ★水・木はフェブラリーS出走全馬の追い切りをジャッジ！　「レース情報」は必見