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【フェブラリーS】視線は既にドバイへ トランセンド

流す程度の最終追いとなったがしっかりとした脚取りを披露したトランセンド。GI連勝へ、そしてドバイでの飛躍へ順調そのものだ

栗東 坂路 重 G前追う 52.8-38.3-25.2-13.0  カネヒキリ、ヴァーミリアン、サクセスブロッケンと砂界のビッグネームが相次いで引退、昨年の覇者エスポワールシチーは出走を見送り。ならば主役はこの馬しかいないだろう。昨年12月のGI・ジャパンCダートで圧逃劇を披露したトランセンドだ。  前走後は放牧に出ず、厩舎での調整が続いている。坂路とコースを併用して十分過ぎるほどに乗り込まれており、馬体も大きくなって一段とスケールアップしている印象だ。「この間もグンと成長した。もともと肩まわりはしっかりしていた馬だけど、トモのあたりにも力がついた。ダート馬らしい、パワフルな馬体になってきましたね」と、管理する安田師は愛馬のパワーアップぶりに目を細める。1月19日には坂路4Fで50秒9をマークするなど馬体強化によるハード追いにしっかり応えてきたが、特に圧巻だったのは9日の1週前追い。栗東ポリトラックコースに入り前半から軽快に飛ばすと終いも仕掛けにしっかり応え、実戦顔負けの猛時計6F72秒3-1F11秒7(一杯)を叩き出したのだ。「あれでもグイグイしごいたのはラスト1Fぐらいだからね。それだけ馬に力がついたってことでしょう」とは、手綱を取った山下助手。これが実質の本追い切りとなり、今日16日の最終追いは坂路で流す程度の内容となったが渋った馬場のなかしっかりとした脚取りを披露。態勢万全をアピールしてみせた。 「先週凄い時計が出たから今日は予定通り流す程度で。馬場は悪かったけどいい追い切りでした。うん、順調ですね」と、安田師は大一番を前に納得の仕上がりとなった愛馬の状態に胸を張る。「JCダートは厳しい流れだったけど良く踏ん張った。あのラップを刻めるなら距離短縮も問題ない。前走みたいに“何が何でもハナ”にはこだわらないけど、やっぱり行く形になるでしょうね」と、一応の逃げ宣言。この一戦の後は、3月26日にUAEドバイで行われるゴドルフィンマイル(メイダン競馬場、GII・AW1600m)への出撃が決定。「東京の長い直線で結果を出せれば、メイダンの長い直線も頑張れるはず」と、指揮官の視線は既に世界へと向いている。 ※関連リンク ★【コラム】元騎手・渡辺壮がフェブラリーSのレース展開を紐解く!【コラム】元騎手・渡辺壮 有力馬ジョッキー達はこう乗る!【ジャパンCダート】トランセンドが逃走劇でGI奪取!!トランセンドの主戦・藤田騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は当然要チェックやん?水・木はフェブラリーS出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見フェブラリーSの出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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