おしらせ
【フェブラリーS】フリオーソ 公開調教で出色の好時計!
船橋 ダート 不良 強め 62.1-48.2-36.2-11.2 通常は早朝に行われる追い切りだが、関東に来襲している寒気を考慮し「馬場が凍るのを避けてこの時間(昼12時から)にした」と川島正行師。この日の船橋競馬場では大井競馬の場外発売がされており、モニターやターフビジョンでは大井の模様が映し出されている中でフリオーソが追い切られた。図らずも思わぬファンサービスとなった格好。フェブラリーSの特殊ゼッケン「18番」を付け地元の雄が本馬場に登場すると、スタンドで見ていた小さなお子さんから「あっ、フリオーソだ」との声も聞かれた。 いつものように調教パートナーの佐藤裕太騎手(レースはミルコ・デムーロ騎手)を背に落ち着きはらった姿で登場。GI5勝の風格を漂わせながら、まずは並足でラチ沿いを1周。2周目から21-21ペースのキャンターに移行し、3周目の1コーナーからピッチを上げた。テンは14秒1とゆったりと入りそこからグングンと加速。コーナーリングもスムーズに直線は馬場の7?8分あたりを通り、残り100mあたりから左に肩ムチが2、3発入る。極上の伸びを披露し、ラストは1F11秒2のフィニッシュ。水の浮く不良馬場で時計は出やすいのは確かだが、出色のタイムが出た。 「いつも通り、追い出すとグッと沈み込むいいアクションでしたよ。自信を持ってミルコに任せられますね。以前、中央に挑戦したころとは精神面で成長していますし、競馬に集中して走れるようになりました」と、手綱を取った佐藤裕太騎手は笑顔を浮かべる。管理する川島正師も満足げな表情だ。「前走後(川崎記念)もカイ食いもよく、状態がいいのでここを使うことになりました。今朝の追い切りも軽い脚さばきでしたし、この時計が出るのですから、状態はいいですね。今回は芝からのスタートになりますが、その点はもうミルコに任せます。枠順は内よりも5番枠あたりがいいでしょう。いつも戦ってきた(強豪)メンバーがいないことを馬も感じるんじゃないかな。とにかく、ファンの期待に応えたいですね」と、中央のGI獲りに大きな意気込みを見せていた。 ※関連リンク ★【コラム】元騎手・渡辺壮がフェブラリーSのレース展開を紐解く! ★【コラム】元騎手・渡辺壮 有力馬ジョッキー達はこう乗る! ★【川崎記念】フリオーソが圧勝で5つ目のGIタイトルを獲得 ★水・木はフェブラリーS出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見 ★フェブラリーSの出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!