おしらせ
【フェブラリーS】名伯楽の引退に花を添える バーディバーディ
栗東 DP 良 一杯 78.9-62.7-48.8-36.1-11.3 昨夏から秋にかけてスランプに陥っていたが、前々走のジャパンCダートでは4着、前走の東京大賞典では3着に健闘。冬場に入ってから復調の兆しを掴んだ。ジャパンCダートでは勝ち馬のトランセンドからコンマ2秒差。そして東京大賞典では2着馬のフリオーソとはコンマ3秒差と、再び相見えるライバルを逆転する可能性は十分。3戦2勝と得意の東京ダート1600mで逆襲に燃える。 前走から一息入ったが、この中間はいたって順調だ。ここ2週続けてポリトラックコースでトゥザグローリー(古馬オープン)と実戦並みのケイ古を消化し、デキは上昇一途。調整過程は申し分ない。16日に行われた最終追い切りも栗東・ポリトラックコースで行われ、僚馬のキングストリート(古馬オープン)との併せ馬を敢行。パートナーから1馬身ほど先行する形でスタートすると、2頭とも楽な手応えで直線の攻防へ。残り1F付近からビッシリと追われ、11秒3の鋭い切れ味を爆発させて頭差キッチリと先着しフィニッシュ。火花の散るようなデットヒートを制した。迫力満点のフットワークに加え、好タイムをマーク。デキに何ら不安はない。 調教を見守った池江郎師は「しっかり動いていた。動く馬と併せたけどヘコたれていなかったね。悔いが残らないレースをしてほしい」とコメント。また、今朝のケイ古で手綱を取った大久保助手は「伸びたね。いい感じに仕上がったと思う」と話し、両者からは愛馬にかける期待と自信が伺えた。 JRA通算826勝(2011年2月15日現在)を挙げ、うちGIは17勝の池江泰郎調教師。メジロマックイーンやディープインパクトなどを手がけた名伯楽の引退に、バーディバーディが花を添える。 ※関連リンク ★【東京大賞典】スマートファルコンが圧勝! バーディバーディは3着に健闘 ★【ジャパンCダート】トランセンドが逃走劇でGI奪取!! ★【ユニコーンS】バーディバーディが快勝し重賞初制覇!! ★【コラム】元騎手・渡辺壮がフェブラリーSのレース展開を紐解く! ★【コラム】元騎手・渡辺壮 有力馬ジョッキー達はこう乗る! ★水・木はフェブラリーS出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見