おしらせ
【中山記念】新しいスタート! リルダヴァル
栗東 DP 良 一杯 78.7-62.5-49.0-36.5-11.3 1979年に厩舎を開業してから、積み上げた勝利は844勝(2月21日現在、JRAのみ)の池江郎師。ディープインパクトなど、数々の名馬を競馬場に送り込んできた名伯楽も、今週がラストウィーク。そして、調教師生活で最後の重賞に送り込むのがリルダヴァルだ。 新馬→野路菊Sを連勝した時はその勝ちっぷりから「来年のクラシックはこの馬」と評されたが、野路菊S後に骨折。その後はNHKマイルCの3着など、素質の片鱗を随所に見せるものの、勝ち星は準OPの大原Sのみ。果たしてリルダヴァルは名伯楽の花道を飾ることができるのか? 最終追い切りはポリトラックコースで単走追い。前走の小倉記念時に比べると時計こそ見劣るが、ラストは11秒台と鋭伸した。中間も入念に乗られており、使い詰めでも元気いっぱいで、渾身の仕上げで臨めそうだ。 「前走は直線で不利があったし、重賞の1つや2つは勝てる馬。今週で最後とあって、スタッフが一丸となって仕上げてくれたし、なんとか期待に応えてほしいね」と、池江郎師も力が入っていた。 昨年の有馬記念馬のヴィクトワールピサや皐月賞馬のキャプテントゥーレなど、強敵が揃ったが、1800m戦は全5戦全てが3着以内(うち2勝)と得意の条件。リルダヴァルにとって、池江郎厩舎の所属馬としての走りは今回が最後になるが、競走馬としてはこれからが本番になる。今週の中山記念がリルダヴァルの新しいスタートになるはずだ。 ※関連リンク ★【小倉大賞典】リルダヴァル劇場が幕を開ける! ★野路菊Sはリルダヴァルが圧勝!