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【オーシャンS】有力馬1週前追いレポート
高松宮記念へのステップレース、第6回オーシャンS(GIII、芝1200m)が今週末の土曜日、中山競馬場で開催される。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! キンシャサノキセキ オーシャンS、高松宮記念の連覇に向け、昨年の最優秀短距離馬が、一昨年、昨年と同様、春はこのレースから始動する。2月の頭から時計を出し始め、計8本ウッドとポリを併用して乗り込まれてきた。24日には美浦ポリトラックで、6F80秒9-1F11秒7(G前追う)をマーク。直線はこの馬らしい切れのある伸び脚を見せ、力強さも満点。息遣い、馬体ともに仕上がりは早く、すでに態勢は整っている印象だ。ただし59キロを背負ってのレースは初めてで、実戦に行ってどう出るかは気になるところ。 ダッシャーゴーゴー 京阪杯以来の休養明けとなるが、十分に乗り込まれ鍛えられている。23日には川田騎手がみずから手綱を取り、栗東の坂路で一杯に追われた。4F48秒9の快時計をマーク。以前よりも馬体はスリムに見せ、バネの利いたフットワークに変わってきた印象だ。またひと息入れたことでリフレッシュされ、精神的な落ち着きも感じられる。昨秋のスプリンターズSで2位入線(4着に降着)しているように、中山コースとの相性もいい。強いといわれる4歳世代の1頭、今年が飛躍の年になるか。 セイコーライコウ 1000万→準オープンと連勝し、初めて臨んだ重賞の舞台、前走のシルクロードSでは0秒3差の4着に健闘。しかも外が伸びる馬場状態の中、1頭だけ内を突いての着順だけに価値の高い敗戦だったといえる。この中間はオーシャンSを目標に、2月に入ってから乗り込みを開始。23日には馬なりながら、美浦ウッドで5F68秒0-1F13秒5と一応の時計を出した。まだ若干、動きに重さは感じるものの、今週のひと追いでキッチリと仕上がりそうな雰囲気だ。 レッドスパーダ 休み明けの阪神Cで2着に好走。初めての1400m戦で結果を出したことで、陣営は高松宮記念を見据えることとした。今回は初めての1200m戦。ここで好結果を出すようなら本番が楽しみになってくる。1月の中旬から時計を出し始め、マチカネニホンバレなど、古馬オープンクラスと再三の併せ馬をこなしてきた。24日は美浦ウッドでレッドシューター(中山記念に出走し5着)と併せ馬。5F67秒3-1F13秒5を馬なりのままマークした。躍動感たっぷりのフットワークは絶好調時と遜色なく、馬体の張りもひと際目立つ。仕上がりは万全だ。 エーシンホワイティ 昨年のNHKマイルC後に骨折が判明。年明けから坂路とプールを併用し乗り込まれてきた。胸前の筋肉が厚みを増し、腰、トモもひと回り成長した印象だ。24日には栗東の坂路でタイキガラハッド(3歳未勝利)との併せ馬。一杯に追われながら、わずかに遅れたが、大きく追いかけてのものだけに致し方ない。時計的には4F51秒3と動いている。息の入りも良好で、気がいいタイプだけに久々も問題なさそうだ。芝の1200m戦は【3.1.0.1】と好相性。思えばNHKマイルCはレコード決着の激戦で、そこで6着ならこのメンバー相手でも胸を張って挑んでいい。 ※関連リンク ★【高松宮記念】キンシャサノキセキが大接戦を制してGI初V! ★ウエスタンビーナスに騎乗予定! 三浦騎手公式ブログ「皇成?aim at the top?」は必見!! ★グランプリエンゼルが出走予定! 矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」も必読!! ★水・木は【オーシャンS】出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見 ★【オーシャンS】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!