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【弥生賞】有力馬1週前追いレポート

東スポ杯2歳Sでは別格の末脚を見せ圧勝したサダムパテック。ここで好結果を残し、混迷の牡馬クラシック戦線の主役に改めて名乗りを挙げたい!

 3着までに優先出走権が与えられる皐月賞トライアル・第48回弥生賞(GII、芝2000m)が今週末の日曜日、中山競馬場で開催される。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート!  サダムパテック 東スポ杯2歳Sの圧勝ぶりから前走朝日杯FSでは1番人気に推されたが、スタートで後手。その分位置取りに脚を使いラストの伸びを欠いたが、それでも0秒2差の4着と地力の一端は示せた。リフレッシュ放牧を経て、9日に栗東へ帰厩した後は順調に来ている。23日は栗東坂路で古馬と併せられたが脚色優勢で3馬身突き放して先着、時計は4F52秒0-1F12秒0(G前追う)。騎手(岩田騎手)が騎乗したものとはいえ、素軽い動きは評価していいだろう。ここまで追い本数少なく馬体も太く見せてはいるが、あとひと追いでなんとか仕上がってきそうな雰囲気だ。 ターゲットマシン 新馬戦、500万下特別とここまで無傷の2連勝。前走後は短期放牧に出され、馬体の回復を図った。帰厩後は坂路、コースを併用して熱心に乗り込まれており、順調そのものだ。23日は主戦・田中勝騎手が跨り美浦ポリトラックコースで古馬を2馬身ほど追走すると、馬なりのまま直線で取り付きそのまま同入。ゴール前の勢いは迫力満点で、追えばいくらでも弾けそうな雰囲気があった。時計は5F68秒9-1F12秒5(馬なり)。最終追いでビシッとやれば態勢整ってくるだろう。 オールアズワン ラジオNIKKEI杯2着後、厩舎に置かれここを目標に坂路とコースを併用して入念に乗り込まれてきた。その甲斐あってか、仕上がりの良さが目につく。16日の2週前追いからケイ古は実戦モードに入り、23日は安藤勝騎手が跨っての併せ馬。テンから飛ばし気味に進み先行した相手をあっさり抜き去ったまではいいが、ラストはばったり止まるチグハグな内容となってしまった。仕上がりが良過ぎてテンションが上がりつつあるようで、競馬に行って折り合いがつくかどうかに懸念が残る。 ウインバリアシオン 休み明けのラジオNIKKEI杯4着、続く前走きさらぎ賞で4着と歯がゆい走りが続く。24日はこの中間初めての速い時計となったが、余力を保って栗東坂路4F51秒3-1F12秒5(馬なり)。併走していた古馬を脚色で圧倒する絶好の動きで、馬体にも張りがあり、叩き3戦目を迎えて状態はピークと見ていいか。 デボネア 前走は同じ中山2000mの重賞・京成杯で勝ち馬とハナ差の2着。その後は短期放牧でリフレッシュし、2月上旬からケイ古を再開しているがなんの不安もなく順調に来ている。23日は栗東坂路でエーシンマイトップ(古馬500万下)との叩き合いを制し、3馬身先着を果たした。時計は4F52秒9-1F12秒6(一杯)。前走から更に状態を上げてきているか。 ギュスターヴクライ 京都芝2200mの未勝利戦、東京芝2400mの500万下戦を連勝。今回の小回り中山コース、そして距離短縮がどうかだがここ2戦見せている末脚の切れからは良血馬らしい(父ハーツクライ×母ファビラスラフイン)大物感が漂う。デビュー以来休みなく使われているが、この中間も意欲的に併せ馬を消化しており疲れた様子はない。23日は高橋亮騎手(本番は内田騎手)を背に栗東坂路でナミダガキラリ(古馬1000万下)を追走、激しい追い比べとなったがゴール前スッと抜け出し1馬身先着となった。一連の好調キープ。 ※関連リンク ★【東スポ杯2歳S】サダムパテックが3馬身1/2差をつける圧勝!【京成杯】フェイトフルウォーがハナ差抜け出して重賞初V!! デボネアは2着ターゲットマシンの近況報告も! 田中勝春騎手公式ブログ「カツハル日和」は必見!!水・木は弥生賞出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見弥生賞の出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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