おしらせ
吉岡師の管理馬・ファイナルパンチがラストランを飾る!!
28日付で郷原師が勇退、池江郎師・坂口大師・須貝彦師・高橋成師・野元師・吉岡師ら6名の調教師が引退する。ラストウィークとなった今週末、吉岡師の管理馬が劇的なフィナーレを飾った。 管理馬ファイナルパンチが出走したのは、日曜の小倉9R。ラストランとなったレースでファイナルパンチは8番人気の低評価だったが、後方から鋭い追い込みを決めた。写真判定に持ち込まれたハナ差の勝利だっただけに、吉岡師も「間に合ってくれと応援しました。最後に勝つことができて渡辺騎手には感謝ですね」と、喜びを語った。ファンに向け最後に「夢のある競馬人生を送れたことに満足している。長い間、応援していただいたファンの皆様、本当にありがとうございました」と、感謝の意を述べた。 なお郷原師のラストランは、土曜の小倉8R。ユウキハングリーが2着に粘る健闘を見せた。メイショウサムソンで、春秋天皇賞制覇を成し遂げた高橋成師のラストランは、日曜の阪神7R。ケイエスショークンが出走したが、16着に敗れている。須貝彦師のラストランは日曜の小倉10R・呼子特別にリバートップガンが出走。残念ながら15着と奮わなかった。 また池江郎師のラストランは中山記念のリルダヴァル(6着)だったが、その前の小倉メイン・虹の松原Sで、ヤマニンウイスカーが最後の勝利をプレゼントしてくれた。池江師も「最後の勝利が小倉だったことは、九州出身の自分に対するプレゼントをもらった気がします」と、勝利の余韻に浸っていた。 坂口大師のラストランは、日曜阪神最終のシュテルンターラー。残念ながら9着に終わったが、その前の阪神8Rでピサノプレミアムが勝利。弟子の浜中騎手の手綱によるもので、同騎手からも思わずガッツポーズが飛び出していた。なお坂口大厩舎の解散に伴い3月1日付けで所属の浜中騎手は、フリーとなる。また野元師のラストランも阪神最終レースだったが、管理馬マイネルセラーノスは10着に終わっている。 ※関連リンク ★郷原師、池江郎師、小野騎手らが勇退・引退 ★【スポニチ・鈴木記者コラム】池江郎師とマスコミとの信頼関係 ★【平松さとしコラム】最後のGI挑戦…その前に立ちはだかるのは!?