おしらせ
【チューリップ賞】3着以内が至上命題 ケイティーズジェム
栗東 坂路 重 馬なり 54.5-40.2-26.7-13.3 近親にGI馬のアドマイヤムーンを持つ良血馬・ケイティーズジェムが、チューリップ賞で桜花賞の権利取りに挑む。これまでに挙げた勝利は新馬戦のみで、収得賞金は400万円。このままでは目標である桜花賞に出走できる可能性は低く、今回は「3着以内」が至上命題となる。 この中間は坂路とポリトラック、プールを使って入念な調整が重ねられると、2日に行われた最終追い切りでは栗東の坂路を単走で登坂。終始楽な手応えで駆け上がり、別掲のタイムをマークした。時計は平凡だが、水気を含んだ時計のかかる馬場だったことに加え、馬なりの調整なら十分な内容と言えそう。馬体をふっくらと見せ、キビキビとしたフットワークも印象的で、権利取りへ向け仕上がりに抜かりはない。 管理する藤原英師は「馬体は維持しているし、具合はいいよ」と好調ぶりをアピール。「秘めた能力はあるし、堅実に走ってくれる。1頭強いのがいるけど、なんとか権利を取ってほしいね」(同師)と期待を込めた。 新馬戦では、のちに東京スポーツ杯2歳Sを制することとなるサダムパテック (今週の弥生賞に出走予定)を撃破。その事実が示すように、指揮官が強調したポテンシャルは世代トップクラスと言っていいだろう。春の大目標へ向け、これ以上躓くわけにはいかない。 ※関連リンク ★【エルフィンS】マルセリーナが初オープン勝ちでクラシックに名乗り!! 4着にケイティーズジェム ★【紅梅S】モアグレイスが軽快に逃げ切る!! 1番人気のケイティーズジェムは4着に敗れる ★【メイクデビュー京都4R】ケイティーズジェムが弾ける!! ★【東スポ杯2歳S】サダムパテックが3馬身1/2差をつける圧勝!