【弥生賞】無敗で本番へ ターゲットマシン

美浦　南P　良　強め 66.7-51.1-37.4-11.7 　新馬戦、寒竹賞を連勝し、メンバー唯一となるデビュー2連勝で皐月賞の優先出走権獲得に挑むターゲットマシン。3着以内に与えられる皐月賞出走への切符を獲得するだけに止まらず、無傷の3連勝という結果を残し、主役不在と言われる牡馬クラシック戦線の主役に名乗りを挙げたいところだ。 　最終追い切りは、3週連続で田中勝騎手が騎乗して、南Pで併せ馬を消化。5F66秒7、ラスト1F11秒7と脚を伸ばして追走した僚馬と併入に持ち込み、順調に来ていると言っていい。見守った宗像師も 「順調に乗り込めたし、今日もいい動きでした。馬体もふっくらしてきていい感じだし、相手は強くなるけど、自分の競馬ができれば通用するんじゃないかな」 と、手応えを掴んでいる様子で、初重賞挑戦でも期待は大きい。デビュー戦から手綱を取り続ける田中勝春騎手も、 「3週続けて追い切りに乗りましたが、放牧をはさんで順調に来ていて、いい感じだね。変にテンションも上がってないし、反応もしっかりしていて力強さも満点。一戦ごとに良くなってるよ。まだ気性的に子供だけど、素質は間違いなく一級品だし、楽しみな一戦です」 と、期待のほどを語ってくれた。 　デビュー戦は最後方から次元の違う末脚を駆使して快勝も、2戦目は好位から抜け出す起用さを見せ、レースぶりに進境をうかがわせた。まだまだ荒削りな部分はあるが、そのぶん伸びシロも大きいということで、前走から2カ月ぶりの実戦となる今回は、さらに成長した姿を見せてくれそうだ。 ※関連リンク ★【メイクデビュー東京6R】ターゲットマシンが最後方から剛脚を披露！