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【今週の重賞】[京都大賞典]良血馬アリストテレスが巻き返しを期す

10月10日、阪神競馬場で第56回・京都大賞典(GII、芝2400m)が開催される。京都競馬場の改装工事に伴い、今年は阪神競馬場で開催されることとなった伝統のGII。今年は14頭が登録している。

アリストテレス(牡4、栗東・音無)は昨年の菊花賞2着馬。年明け初戦のAJCCは快勝したが、その後は阪神大賞典、天皇賞・春、宝塚記念と3連敗。歯がゆいレースが続いている。夏場を充電期間にあて、リフレッシュして臨む一戦。秋のGIを主役として迎えるためにもここは格好をつけたいところだろう。今回の鞍上はM.デムーロ騎手の予定。騎乗時2戦2勝と相性のいいジョッキーとともに勝利を目指す。

大ベテランのキセキ(牡7、栗東・辻野)は2017年の菊花賞馬。4月の香港・クイーンエリザベスII世Cでは4着、宝塚記念では5着とあと一歩のレースが続いているが、力はまだまだ衰えていない。この中間も栗東坂路とウッドコースを併用して意欲的に乗り込まれている。年齢が年齢だけに更なる成長を期待するのは酷かもしれないが、自身の力を発揮できればここでも上位進出の可能性は十分だ。初コンビとなる和田竜騎手の手綱捌きにも期待したい。

モズベッロ(牡5、栗東・森田)は大阪杯2着馬。三冠馬コントレイル、最強マイラーのグランアレグリアに先着する力走は多くのファンに驚きを与えた。大阪杯2着、宝塚記念3着の実績が示す通り阪神競馬場は大得意。馬場が渋れば更なる前進が見込める。得意の舞台で日経新春杯以来の重賞2勝目を目指す。

ヒートオンビート(牡4、栗東・友道)は目黒記念で2着と好走。スローペースにハマってしまい、勝ったウインキートスを捕まえ切れなかったものの、直線で見せた鋭い末脚は印象的だった。これまでに14戦走り、4勝2着6回3着1回の堅実派。桜花賞馬マルセリーナを母に持つ良血馬は伝統のレースで重賞初勝利なるか。

アイアンバローズ(牡4、栗東・上村)はオルフェーヴル産駒。米GI・ベルモントSを制したパレスマリスを兄に持つ良血馬だ。今年2月の角居厩舎の解散に伴い上村厩舎に転厩すると、そこから2連勝を飾った。それまでは勝ち切れない成績が続いていたが、転厩が刺激になったのかもしれない。勢いという点ではメンバー中屈指のこの馬。3連勝で重賞タイトル獲得といきたい。

(Text:Hiraishi)

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