おしらせ
【土曜阪神メイン / ポラリスS】得意のコースで勝利を決めるか トーホウドルチェ
今週土曜日、1回阪神開催5日目のメインレースはハンデ戦のオープン特別・ポラリスS (ダ1400m)だ。 前走のすばるSで、勝ち馬・アーリーロブストから1馬身差の3着に好走したトーホウドルチェが主役か。9日の最終追い切りは栗東の坂路で行われ、本番でも手綱を取る川田騎手を背に駆け上がった。全体時計は計測不能だったものの、3F37秒6-1F12秒8(馬なり)を記録。軽快な脚捌きで、好調ぶりをアピールした。阪神ダート成績は【3.2.1.1】と相性は抜群。得意のコースで、約1年ぶりとなる勝利を決める。 休み明けのインオラリオも侮れない。1月の半ばに帰厩し、栗東の坂路を中心に入念な調整。先週ビッシリ追われると、9日の最終追い切りでも意欲的なメニューで坂路を登坂した。タイムは4F51秒9-1F12秒4(一杯)をマークし、この一追いでキッチリ仕上がった印象だ。これまで11戦して複勝圏を外したのは2戦のみ。抜群の安定感が持ち味の同馬ならば、昇級即通用のシーンがあってもおかしくない。 こちらも休み明けとなるマルカベンチャー。9日の最終追い切りは、森騎手 (レースは安藤勝騎手)が跨り栗東・坂路で行われた。時計は4F53秒5-1F12秒8(一杯)を記録。走りからは良い頃の雰囲気が感じ取れず、インオラリオとは対照的に少し割引が必要かもしれない。ただ潜在能力ならヒケをとらず、初重賞挑戦となった前走のカペラSではスタートで出遅れながら5着に善戦。スムーズな競馬ができるかがカギを握る。 ワールドワイドが巻き返しに燃える。最終追い切りは9日、本番でも騎乗する小牧騎手を背に栗東の坂路を登坂。強めに追われると、タイムは4F52秒0-1F12秒6をマークした。キビキビとしたフットワークで時計以上の動き。デキは上昇カーブを描いていると言えそうだ。前走の根岸Sでは9着に敗れたものの、最後まで集中した走りを披露。オープン特別のここなら再び期待がかかる。 条件戦を2連勝し、勢いに乗る4歳馬・トーホウチェイサー。9日の最終追い切りは栗東・坂路で行われ、レースでも手綱を取る和田騎手が感触を確かめた。時計は4F52秒0-1F12秒6(一杯)をマーク。デキは高いレベルで安定していると言えそうだ。和田騎手とのコンビで4戦4勝。相性抜群のジョッキーを背に、フレッシュな4歳馬がどこまで。 ※関連リンク ★【すばるS】アーリーロブストが逃げ切ってV!! 3着にトーホウドルチェ ★【マリーンC(船橋)】4番人気トーホウドルチェがラヴェリータとの接戦を制し優勝!! ★【カペラS】セイクリムズンが混戦を制し重賞初V!! 5着はマルカベンチャー ★【根岸S】セイクリムズンが重賞2連勝!! ワールドワイドは7着に敗れる