おしらせ
【土曜中山メイン /アネモネS】サトノフローラが桜への切符取りを目指す!!
あす土曜日、2回中山開催5日目のメイン11Rは桜花賞TR・アネモネS(芝1600m)。2着までに入ると桜花賞(4月10日、阪神、GI、芝1600m)への優先出走権利が与えられる。チューリップ賞を圧勝したレーヴディソール一色に染まる牝馬クラシックに、新たなる新星登場となるか注目の一戦!! なお出走を予定していた9番スクランブルエッグは出走取り消しとなった。 昨夏の新潟で鮮烈なデビューを飾ったサトノフローラが6カ月ぶりに復帰する。そのデビュー戦は途中から逃げ、ラスト3Fは11秒7-10秒9-11秒7。直線半ばで叩き出されると弾けるように伸び、後続に9馬身もの差をつけた。 その後放牧に出され、2月中旬から美浦TCのウッドコースで乗り込まれた。今週の最終追い切りもウッドコースで行われ、3頭併せの最内で直線強めに追われ併入した。体全体を使ったフットワークでこれぞ“全身バネ”といった印象。桜の切符取りへどうやら間に合ったようだ。 仕切り直しの一戦となるのがマヒナ。前走の菜の花賞は1位入線も直線の入り口で他馬の進路を妨害したため、12着降着となった。その後は山元TCへリフレッシュ放牧に出され、2月中旬に美浦TCへ帰厩した。ポリトラックコースで乗り込まれ、最終追い切りもポリトラックで一杯に追われてフィニッシュ。仕上がりは良好で前走と同じコースで雪辱を果たしたいところ。 菜の花賞で繰り上がり1着となったヤマノラヴもリフレッシュ放牧明け。2月下旬から美浦TCの坂路&ポリトラックコースで乗り込み、最終追い切りは主戦・的場勇人騎手が騎乗して併せ馬で追われた。内に併せたが相手が馬なりに対し、一杯に追われるも併入がやっと。仕上がり途上に見えた。このひと追いでの変り身に期待したいところ。 ビービーバカラは前走出遅れて後方からの競馬。勝ち馬が逃げ切りVを決めたとあっては出番はなかった。その後は順調に調整され、最終追い切りは松岡騎手が騎乗してポリトラックコースで単走で追われた。前脚を気持ちよく伸ばしたフォームで直線に入り、仕掛けられるとスムーズに加速してフィニッシュ。復調気配を感じさせる動きを見せている。 シナルは2走前小倉のダート未勝利戦を完勝、続く紅梅Sは芝で2着と、芝ダート不問のタイプ。また先行力もあり中山ではその脚質が武器になりそうだ。今回鞍上は昨夏札幌で騎乗して以来、久々に三浦騎手が手綱を取る。追い切りも三浦騎手が跨り感触を確かめた。坂路で3頭併せで行われ、馬なりで気持ちよく併入。レース巧者ぶりをいかんなく発揮できれば、チャンスは十分にあるだろう。 ※関連リンク ★【メイクデビュー新潟】サトノフローラが衝撃の勝利!! ★【チューリップ賞】女王は負けない!!レーヴディソール持ったままで圧勝