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【フィリーズレビュー】巻き返し必至! ドナウブルーが失った評価を取り戻す!!
栗東 坂路 稍重 馬なり 54.8-39.8-25.7-12.8 デビューから2連勝の勢いに乗って挑んだ前走のシンザン記念(GIII・芝1600m)では、道中折り合いを欠いて5着に敗れたドナウブルー。初の黒星を喫したあとは、短期放牧に出され連戦の疲れを癒した。トライアルのここで賞金加算か優先出走権を得なければ、目標である桜花賞への道が険しいものになる。大目標へのゲートインを賭けて、ドナウブルーが負けられない1戦を迎える。 帰厩後は坂路で入念な調整が重ねられると、2日の1週前追い切りも栗東・坂路で併せ馬。半馬身ほど僚馬のハイライトリール(3歳未勝利)を先行させると、それを目標に駆け上がった。一杯に追われるパートナーを尻目に、最後はキッチリ交わして2馬身ほど先着フィニッシュ。タイムは4F53秒8-1F13秒5(一杯)をマークした。不良馬場だったためタイムこそ平凡だが、活気溢れる走りは好調の証。上々の動きでケイ古を終えた。 本日行われた最終追い切りも、栗東の坂路を併せ馬で登坂。先週ビッシリやったこともあってか、今週は馬なりでサーッと流す程度のメニューを消化した。キビキビとした身のこなしで駆け上がると、ゴール前では併せたクリムゾンブーケ(古馬500万下)の動きを見ながら余裕で先着。別掲のタイムを記録した。追えばいくらでも伸びそうな動きに加え、馬体をふっくらと見せ好印象。権利取りに向けて死角はナシといったところか。 「今朝は指示通りの併せ馬ができた。帰厩後から順調だよ」と、杉山助手は思い通りの調整過程に満足気な様子。「内回りの1400mなら前に行ければいいし、前走ほど掛かる心配はないと思う。牝馬相手には負けられないね」(同助手)と、力を込めて話してくれた。 デビュー当初は、先週のチューリップ賞を制し連勝記録を伸ばした2歳女王・レーヴディソールのライバル候補と目されていたドナウブルーだったが、前走の敗戦でその立ち位置は微妙なものに。“打倒・レーヴディソール”の最有力候補になるためにも、まずはここで失った評価を取り戻す。 ※関連リンク ★ドナウブルー/「UMAJIN POG2010-2011」では793名が指名!! ★【シンザン記念】レッドデイヴィスが前走降着のうっぷん晴らす!! 1番人気ドナウは5着に敗れる ★【メイクデビュー京都5R】ドナウブルーがゴール前楽に抜け出してV!! ★水・木はフィリーズレビュー出走全馬の追い切りをジャッジ! 「レース情報」は必見