おしらせ
【名古屋大賞典】エスポワールシチーが国内復帰初戦に挑む
明日月曜日、名古屋競馬場のメインレースとして行われるのが、4歳以上で争われる交流重賞・第34回名古屋大賞典(GIII・ダ1900m)だ。 一昨年から昨年にかけてGI5連勝という圧倒的な強さを見せ、昨秋にはアメリカのブリーダーズCクラシックに挑戦したエスポワールシチーが、国内復帰初戦に挑む。1カ月近くかけて佐藤騎手が付きっきりで調整が進められ、最終追い切りとなった16日には栗東・坂路で4F51秒0-1F12秒3の好タイムをマーク。遠征の疲れも完全に抜け、好調時と遜色ないデキで出走することができそうだ。 相手筆頭は、前走の仁川Sを快勝して勢いに乗るワンダーアキュートだ。17日に和田騎手が騎乗して栗東・CWで一杯に追われ、6F81秒1-1F12秒4をマーク。前走から中1週での出走になるが、疲れの色はまったく見られない。地方のダートで結果を残していないことや、極端に小回りなコースというのも気になるが、スムーズに走れればいいところを見せることができるのではないか。 交流重賞勝ちの実績があるセレスハントは、主戦の福永騎手が中央競馬で騎乗するのを選択したということで、中舘騎手と初コンビを組んで挑む。18日に栗東・坂路で追われた最終追い切りは、エラーで全体時計は出ていないものの軽快に動いており、先月末から入念に本数を乗り込まれている。態勢は整ったと言っていい。前走で2000mを克服していることで距離の心配もないだけに、面白い存在になりそうだ。 最内枠を引き当てたクリールパッションは、小回りコースで馬群をスムーズに捌けるかがカギ。16日の最終追い切りには津村騎手が自ら騎乗して、美浦・南ウッドで5F70秒4-1F12秒8をマークしている。調子はいいと言えそうなだけに、初挑戦となる地方のダートを克服できれば、チャンスもあるのではないだろうか。 地方勢では、目下12連勝中で前走は単勝110円、それ以前は3戦連続で単勝100円元返しと、地元で圧倒的な存在感を見せている名古屋のヒシウォーシイが、大将格。過去2度の交流重賞挑戦はともに10着に大敗しているが、当時とは勢いが違うだけに、注目したい存在だ。 かつては中央に所属し、2歳時には交流GIの全日本2歳優駿を制している兵庫のイイデケンシンも、今年に入ってから2勝を挙げているように、好調を持続。大レースへの挑戦を続ける笠松のトウホクビジンも登場するなどメンバーが揃っており、楽しみな一戦となりそうだ。 ※関連リンク ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします ★かしわ記念(船橋)はエスポワールシチー快勝! これでGI5連勝! ★【仁川S】ワンダーアキュートが人気応え完勝!!